元2024 8月 オーストラリア
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2024年9月7日
軽い脳卒中後に認知機能が再び悪化する39%の罠!
2024年6月6日
脳卒中後の認知機能改善:効果的な運動の種類と時間がついに判明!
元2024 6月 中国
2018年8月4日
認知訓練と運動を組み合わせる効果
元
Effects of combined intervention of physical exercise and cognitive training on cognitive function in stroke survivors with vascular cognitive impairment: a randomized controlled trial
2018 8月 中国
脳卒中のあとは認知障害になりやすい。
認知訓練は認知機能の低下をおさえる効果が期待できる。さらに身体運動が認知機能を改善するという報告もおおい。
しかし認知訓練と身体運動を組み合わせたときの効果についてはじゅうぶんな研究がないのでくわしくしらべてみたそうな。
発症から6ヶ月未満の脳卒中患者で血管性認知障害の225人について次の4グループに分けた。
*認知訓練のあと身体運動
*身体運動のみ
*認知訓練のみ
*ビデオ鑑賞
認知訓練はコンピュータベースの視覚運動、学習、記憶、注意、実行機能などを網羅した60分間のトレーニング。
身体運動は心拍数をモニターしながらの50分間の有酸素運動。
これらを週3回x12週間続けたのち、6ヶ月後まで複数の認知機能評価(Trail Making Part B、Stroop、forward digit span、mental rotation test)をフォローしたところ、
次のようになった。
・79.56%がこの過程を完遂した。
・すべての認知機能評価で、認知訓練と運動を組み合わせたグループがあきらかな改善を示していた。
・特に認知機能改善度は認知訓練や身体運動を単体で行うばあいよりも有意にすぐれていた。
血管性認知障害をしめす脳卒中患者への認知訓練と身体運動の組み合わせは、それぞれを単独で行うよりもおおきな認知機能の改善を長期にわたりもたらした、
というおはなし。
感想:
腕立て伏せをすると論文よみがはかどるのと似たような理由かな。
メモ:
きのう駅の階段を降りる際に左足首のうごきがなめらかで足裏の感覚が戻っている感激をもった。
今年の夏はおなじことがこれで2度め。「暑い」ことと関係があるとおもう。
いつも夏になると脛やふくらはぎがかゆくなる。このかゆさが今年は左足でも右足と同程度にかゆい。暑さのおかげで敏感になってるのか。
2023年11月1日
デュアルタスク歩行より有酸素運動が効果的?
元2023 10月 ポルトガル
2023年11月17日
排便頻度が脳を制御?衝撃の研究結果!
元2023 11月 アメリカ
2023年4月26日
脳卒中後認知障害への運動療法の効果:メタ分析
元2023 4月 中国
2018年5月20日
脳梗塞患者 6ヶ月間の機能回復曲線
元
Assessing functional recovery in the first 6 months after acute ischaemic stroke: a prospective, observational study
2018 5月 ポルトガル
脳卒中のあとの運動機能と認知機能の回復過程について すべてわかっているわけではない。
ある研究では回復は4週間で頭打ちになるとし、別の研究ではすくなくとも12週間つづくという。
いずれにしても長期の研究はあまりないのでしらべてみたそうな。
18-85歳で急性脳梗塞で入院した131人について24週後まで運動機能と認知機能を複数の指標(mRS,M-FIM,C-FIM,T-FIM,SULCS)で評価したところ、
次のことがわかった。
・48時間から3週のあいだに すべての指標でいちじるしい改善がみられ、
・3週から12週のあいだについても 認知機能以外では どうようの改善がみられた。
・12週から24週でみられた改善はいずれも統計学的有意なほどではなかった。
・急性期の認知機能スコアの低下度は運動機能のそれにくらべるとあきらかにちいさかった。
脳梗塞患者の機能回復は24週まで続いたがその改善分のほとんどは12週までに得られていた。認知機能は運動機能よりもずっと早く回復していた、
というおはなし。
感想:
これ↓おもいだした。
被殻出血患者の運動機能回復曲線
脳卒中からの回復は 6ヶ月後ではなく2ヶ月後に決まる
2024年9月10日
口が不衛生な日本人は脳卒中リハビリで失敗する!?認知と身体機能への影響
元2024 8月 日本
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元2023 6月 カナダ
2023年6月15日
認知機能、くも膜下出血の長期影響
元2023 6月 オランダ
2017年7月3日
身体を動かすだけでほんとうに認知機能がよくなるのか?
元
Physical Exercise Improves Cognitive Outcomes in 2 Models of Transient Cerebral Ischemia.
2017 6月 アメリカ
脳卒中経験者は認知機能の衰えがはやいことがわかっている。
認知機能の改善には運動がよいとする研究がいくつかあるが、どれも長期にわたる運動による健康増進効果や運動直後の興奮効果との区別がついていない。
そこで、短期の運動から少し間を置いたときの認知能力を測定し、さらに適した運動強度もしらべてみたそうな。
脳の左右一方もしくは全体を虚血にしたネズミ2グループを使って、3-4日後からトレッドミルで歩行運動させた。
歩行速度は 0,6,10,18m/分の4グループ設け 30分間x5日間継続した。
その1週間後、事前に電気ショックで条件づけ学習させておいたケージにネズミを入れ、怯えて固まっている時間を記憶能力として測定した。
次のようになった。
・虚血範囲の異なる両グループのネズミいずれも、中強度運動(10m/分)のとき約1週間後の認知機能がもっとも向上していた。
脳卒中後の運動そのものによる認知機能の強化を確認することができた。人で実験してみたい、
というおはなし。
感想:
考えがまとまらなくてブログ更新ができないとき、部屋のなかをぐるぐる歩き回るだけで解決するんだ。
そういうことかな?
2024年11月7日
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元2021 4月 アメリカ
2022年5月27日
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元2022 5月 中国
2019年12月2日
認知or運動の機能障害 神経科医が選ぶシナリオは
元
Self-perceptions on cognitive versus motor disability among neurologists
2019 11月 アメリカ
修正ランキンスケール(modified Rankin Scale:mRS)は脳卒中患者の機能回復度の評価によく用いられる。
0-6のスケールがあって、0は無症状、6は死亡をあらわす。
通常、0-2または0-3を「回復良好」とし4-6を「回復不良」と評価する。
たとえば介助なし歩行ができず 認知機能に問題ない場合、mRSは4の回復不良となる。
いっぽう運動機能にはまったく問題なくて 認知障害のために会社をクビになった場合でも、mRSは2となり回復良好とされる。
神経科医が患者に治療法をすすめる際には、臨床試験の結果から「回復良好」となりうる手段をえらぶことになるが、かれらが認知機能と運動機能のどちらに価値を見出しているのかによってはその意味するところがかならずしも患者と一致しなくなる。
そこで神経科医たちの価値観をしらべてみたそうな。
2021年4月16日
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元2021 4月 インド
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2013年12月8日
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元
Aerobic exercises enhance cognitive functions and brain derived neurotrophic factor in ischemic stroke patients.
2013 11月 エジプト
脳卒中にはなんらかの認知障害がつきものである。
そこで、有酸素運動が認知機能を改善するものかどうか、神経の成長を司るタンパク質に着目して調べてみたそうな。
前頭部の脳梗塞で入院した患者30人について、通常の理学療法に加えて有酸素運動を行うグループと なしのグループに分けてその前後での認知機能テストおよび脳由来神経栄養因子(BDNF)の血中濃度を測定、比較した。
次のようになった。
・有酸素運動グループで認知機能テストスコアが著しく向上した。
・同様に、有酸素運動グループでBDNF濃度も大きく上昇した。
・BDNF濃度の上昇度と認知機能テストのスコアの改善度とは関連があった。
脳梗塞患者の認知機能は有酸素運動で改善した。これは血中BDNF濃度と関係していた、
というおはなし。
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