元
Post-stroke shoulder-hand syndrome treated with acupuncture and rehabilitation: a randomized controlled trial
2013 11月 中国
脳卒中のあとの肩手症候群に鍼治療が効くものか調べてみたそうな。
120人の脳卒中患者を、
*鍼治療+通常のリハビリ または
*通常のリハビリのみ
のグループに分けた。
鍼治療は毎日×4週間行った。
刺激したツボは、Waiguan (TE 5)、Shousanli (LI 10)、Quchi (LI 11)、Taiyuan (LU 9) 他2箇所だった。
次のようになった。
・上肢の痛み、運動機能、神経機能欠損、爪床微小循環、臨床症状いずれも両グループで改善した。
・特に鍼治療グループの改善が優れていた。
・ものすごく効いた者の割合は、鍼治療50%、通常リハビリ17%だった。
脳卒中後の肩手症候群には鍼治療と通常のリハビリが効果的かも知れない、
というおはなし。
感想:
脳卒中で肩が痛くなったり、手がむくんだりすることを「肩手症候群」って言うらしい。
経験はしていたけど、そんな名前が付いていることを いままで知らなかった!
複合性局所疼痛症候群(CRPS)の仲間らしい(wikipedia)