元
Joint effect of less than 1 h of daytime napping and seven to 8 h of night sleep on the risk of stroke
2018 5月 中国
いっぱんに昼寝は とくに高齢者にとって健全なライフスタイルの1つと考えられている。
これまでの研究から昼寝時間がながいと心血管疾患リスクが上がるとするメタアナリシスがある。
しかし脳卒中に限定して昼寝との関連をしらべた研究はほとんどないので大規模にやってみたそうな。
20-74歳の7887人を約5年間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・昼寝なしで夜間の睡眠が7-8時間にくらべて、昼寝1時間以上では脳卒中リスク1.94倍、夜間睡眠9時間以上だと脳卒中リスクは2.24倍だった。
・さらに昼寝なし夜間睡眠7時間未満では 脳卒中リスクは2.61倍、
・昼寝1時間以上でかつ、夜間睡眠が7時間未満、7-8時間、8-9時間、9時間以上での脳卒中リスクはそれぞれ 2.16、2.36、2.41、3.37倍になった。
昼寝なしか1時間未満で夜間睡眠7-8時間のとき脳卒中リスクは低くかった。昼寝1時間以上かつ夜間睡眠9時間以上または昼寝なしか1時間以上でかつ夜間睡眠7時間未満のとき脳卒中リスクがもっとも高かった、
というおはなし。
感想:
上の図がわかりやすい。
ゼロでも1時間以上でも良くないので、ちょっと昼寝するのがいいみたい。