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2025年4月11日

診断5倍増の真相!頸動脈解離は病気か、それとも見つけすぎか

2025  4月  アメリカ


頸動脈解離(cervical artery dissection: CeAD)は、特に55歳未満の若い人にとって、脳の血管が詰まるタイプの脳卒中(虚血性脳卒中)の原因としてよく知られている。

ただし、CeADがどのくらいの頻度で起きているのか、またその後に脳卒中を起こす危険性については、はっきりとしたデータが少なかった。

そこで、アメリカでCeADの入院がどのように増えているのか、またCeADになった人がどのくらい脳卒中を起こしやすいのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月10日

従来法では見逃し続けていた!半側空間無視の実態が明らかに

2025  4月  スイス


半側空間無視は、脳卒中後の重大な認知障害の一つであるが、その発症率は報告によってばらつきが大きく、実態が把握されていない。

従来の診断法は紙と鉛筆を用いた簡易的なものであり、言語障害や運動障害を伴う患者は評価から除外されやすかった。そこで、視線追跡技術(ビデオオクログラフィー)を用いた高感度評価法により、実際の発症率をより正確かつくわしくしらべてみたそうな。。

2025年4月9日

「出したくても出せない!?」脳卒中後の“尿閉”を招く条件とは

2025  3月  中国


脳卒中のあとにおこる排尿トラブル、とくに「尿が出せない」尿閉(にょうへい)は、生活の質を下げたり、感染の原因になったりする大事な問題である。しかし、これまで詳しく調べられることは少なかった。

なかでも、急性脳梗塞(きゅうせいのうこうそく)になった人が、どのくらいの割合で尿閉になるのか、またどんな人がなりやすいのかは、よくわかっていなかった。

そこで、急性脳梗塞になった人で尿閉になる割合と、その原因をくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月8日

肉じゃダメ!?脳卒中リスクを下げる“神アミノ酸”は穀物と乳製品にあった!

2025  3月  イギリス


近年、タンパク質摂取と脳卒中リスクとの関連が注目されているが、食品単位での議論が中心であり、タンパク質を構成する個々のアミノ酸の役割については明らかになっていなかった。

また、虚血性脳卒中と出血性脳卒中では発症メカニズムが異なり、それぞれに異なるリスク因子が関与している可能性がある。そこで、22種類のアミノ酸と脳卒中リスク(虚血性・出血性・総合)の関連をくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月7日

日本人の脳にスパイクが残る!?ワクチン遺伝子が組み込まれる最悪の未来

2025  4月  日本


新型コロナウイルスのmRNAワクチンは、スパイクタンパク質を体の中で一時的に作らせて、免疫を働かせる仕組みである。

しかし最近になって、このスパイクタンパク質が長い間体に残っている可能性があることが話題になっている。特に脳卒中を起こした人の脳の血管で、スパイクタンパク質が長く作られ続けているとしたら、それが炎症や血管の傷みに関係しているかもしれない。

そこで、ワクチンを打った脳卒中患者の脳の血管を調べて、スパイクタンパク質やそのもとになるmRNAがどれだけ残っているかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月6日

なぜ日本だけこんな危ない薬を使うのか?クラゾセンタンに群がるくも膜下出血利権

2025  4月  日本


クラゾセンタンはくも膜下出血の脳血管攣縮を予防する新薬として日本で承認されたが、命にかかわるレベルの副作用である体液異常(肺に水がたまる肺水腫、胸水など)が多数報告されている。

その発症頻度やリスク因子については十分に解明されておらず、とくに高齢者や併用薬との関係は未検証であった。

そこで、日本の副作用報告データベース(JADER)を用い、クラゾセンタン使用後にこの危険な副作用を起こすリスク因子をくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月5日

なぜ働かない?脳卒中からの回復者が選ぶ“もう一つの生き方”

2025  4月  シンガポール


脳卒中後の「復職(Return to Work, RTW)」は、患者の生活の質と社会的自立において重要な目標である。特に若年層(18〜50歳)の脳卒中患者は、就労年齢にあることから、復職できない場合の社会的・経済的損失が大きい。

近年、若年者の脳卒中が世界的に増加している一方で、身体機能は回復しても復職に至らないケースが多く、その背景は十分に解明されていない。そこで、脳卒中後の復職率とその関連要因をくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月4日

薬をやめても脳卒中は起きなかった!コクランが暴く高血圧治療の幻想

2025  3月  オーストラリア


高血圧は脳卒中を含む心血管疾患の最大のリスク因子である。高齢者における降圧薬の使用は、これらの疾患を予防する上で有効であることが広く知られている。

しかし一方で、降圧薬はふらつき、転倒、認知機能低下などの副作用を引き起こす可能性も高齢者においては無視できず、ポリファーマシーの一環として薬剤中止(deprescribing)を検討する動きが出ている。

過去の研究は、降圧薬の開始・継続に焦点を当てたものが多く、「中止した場合に何が起きるか」を系統的に調べたものは少なかった。そこで、高齢者において降圧薬を中止または減量した際に、死亡、脳卒中、心筋梗塞、入院などの健康アウトカムがどう変化するのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月3日

“少量+ドカ飲み”日本人!アルコールと脳卒中リスクの新知見

2025  3月  日本


これまでの研究では、アルコール摂取と脳卒中リスクの関係について数多くの知見が報告されてきたが、多くは平均摂取量のみに基づいて分類されており、「週末にだけ大量に飲む」ような一気飲み(RSOD: Risky Single-Occasion Drinking)のリスクを正確に評価していなかった。

また、「まったく飲まない人(never drinkers)」と「かつて飲んでいたがやめた人(former drinkers)」を同じ「非飲酒者」として扱うことが多く、結果の解釈にバイアスが生じていた。

そこで、飲酒量と飲酒パターン(RSOD)の両方を考慮し、かつ非飲酒者を厳密に分類したうえで、日本人におけるアルコール摂取と脳卒中リスクの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月2日

注射の陰に隠れた治療法――痙縮手術が受けられない構造的理由

2025  3月  スウェーデン


脳卒中によって痙縮を生じる患者は多く、約4割が何らかの痙縮症状を呈するとされている。痙縮により筋緊張が高まり、疼痛や拘縮、変形、衛生面の困難が生じ、日常生活の質が著しく低下する。

その治療にはボツリヌス毒素A(BoNT-A)注射や手術が用いられるが、臨床の現場ではBoNT-Aへの依存が高く、手術の適応が十分に検討されていないとの指摘がある。

そこで、スウェーデンにおけるBoNT-A治療および痙縮軽減手術の実施状況を、全国規模の登録データを用いて12年間にわたりくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月1日

油断が命取り!TIA・軽度脳梗塞のその後に潜む10年リスクとは?

2025  3月  カナダ


一過性脳虚血発作(TIA)や軽度脳梗塞は、一見して回復が早く軽症に見えるが、その後の長期的な脳卒中リスクについては十分に理解されていない。

過去にも短期的リスクを示す研究は存在したが、5年から10年先までを見据えた再発リスクを明確に示すデータは限られていた。

そこで、TIAまたは軽度脳梗塞後の長期的な脳卒中リスクを体系的に評価しなおしてみたそうな。

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回復と予防のヒント100記事(2017年1月までのぶん)

脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった

口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明

脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
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ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
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刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
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磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』