3mm未満の極小瘤くも膜下出血の割合

元

Clinical features of ruptured very small intracranial aneurysms (< 3 mm) in patients with subarachnoid hemorrhage

2022　　5月　　日本

未破裂の小さな動脈瘤が破裂することはまれであるが、くも膜下出血の臨床現場ではおおくの患者が小さな脳動脈瘤、とくに3mm未満の極小動脈瘤の破裂がみられる。

そこで、極小動脈瘤が破裂したくも膜下出血患者の割合と臨床的特徴についてくわしくしらべてみたそうな。

降圧薬を飲んだり飲まなかったり→ 瘤ができるよ

元

Use of antihypertensive medication and formation of de novo intracranial aneurysms

2022　　6月　　フィンランド

高血圧はくも膜下出血および脳動脈瘤が生じる危険因子でもあると考えられている。

しかし、降圧薬が脳動脈瘤の形成を防ぐとするエビデンスはほとんどないので、くわしくしらべてみたそうな。

脳卒中かな？かかりつけ医に電話しよ

元

Medical attention seeking by suspected stroke patients: Emergency medical services or general practitioner?

2022　　5月　　オランダ

脳梗塞患者への血栓溶解療法や血管内血栓除去術の効果は、治療までの時間が長くなるほど急激に低下する。

発症から病院到着までの時間を短縮するために、脳卒中の疑いがあればすぐに救急車を呼ぶようにとの啓蒙活動がこれまでおこなわれてきた。

そこで、発症から救急車要請に至る時間に影響する因子をくわしくしらべてみたそうな。

認知機能ダメージがもっともおおきい脳梗塞の位置

元

Infarct location and cognitive change in patients after acute ischemic stroke: The ICONS study

2022　　5月　　中国

脳卒中後の認知機能障害は患者の生活の質と密接な関係がある。

そこで、脳梗塞の部位と認知機能の経時的変化との関連をくわしくしらべてみたそうな。

警察官と消防士の脳卒中リスク

元

Risk of Cerebro-Cardiovascular Diseases among Police Officers and Firefighters: A Nationwide Retrospective Cohort Study

2022　　6月　　韓国

警察官や消防士は不安などのメンタルストレスのほかに騒音や煙、睡眠の中断といった概日リズム変動にもさらされている。

これらは脳卒中など心血管疾患のリスク因子でもあることから、一般の公務員にくらべてどの程度リスクが高いものかくわしくしらべてみたそうな。

脳内出血この条件なら保存治療

元

Is Conservative Treatment Better than Surgical Treatment for Basal Ganglia Hemorrhage in a Conventionally Non-Surgical Indication Group with Poor Motor Function?

2022　　5月　　韓国

基底核での脳内出血には、外科治療と保存治療の選択肢がある。

どちらを選ぶべきかについて、ひとつの指標として「MICHスコア」が開発されている。

このスコアが0または１のときには保存治療のほうが死亡率や自立度の点ですぐれているという。

そこで、スコア0または1の患者のうち、初期の運動機能が不良な患者でも保存治療がすぐれているものか、くわしくしらべてみたそうな。

緑茶の脳出血予防効果をメタアナリシス

元

Tea consumption and cerebral hemorrhage risk: a meta-analysis

2022　　5月　　中国

お茶には抗血栓や抗酸化作用のあるおおくのポリフェノールが含まれている。

お茶の摂取と脳出血リスクに関する最近の研究では、かならずしも一貫性のない結果が得られているので、

これまでのエビデンスのメタアナリシスをこころみたそうな。

AVM閉塞後の出血や再出現の頻度

元

Hemorrhage and Recurrence of Obliterated Brain Arteriovenous Malformations Treated With Stereotactic Radiosurgery

2022　　5月　　アメリカ

脳動静脈奇形（AVM）では血管のかたまりであるナイダスを完全に閉塞できればその後に問題は起きないと考えられている。

しかしAVMの再出現や出血がますます報告されるようになってきた。

そこで、完全閉塞治療されたAVMの、再出現および出血の頻度をくわしくしらべてみたそうな。

くも膜下出血の減圧開頭術での良好転帰率

元

Decompressive hemicraniectomy after aneurysmal subarachnoid hemorrhage-justifiable in light of long-term outcome

2022　　5月　　ドイツ

減圧開頭術は重度の頭蓋内圧亢進症にたいする救命措置であり、脳幹ヘルニアによる死亡を防ぐことができるが、重い障害が残る可能性がある。

その適応は拡大される傾向にあると考えられるので、くも膜下出血患者での減圧開頭術の長期成績についてくわしくしらべてみたそうな。

身体活動が認知機能を改善する効果

元

Effect of Physical Activity on Cognitive Impairment in Patients With Cerebrovascular Diseases: A Systematic Review and Meta-Analysis

2022　　5月　　中国

脳卒中患者のほとんどは認知機能に何らかの障害を負うという。

身体活動がこの認知障害を改善する可能性についてはいまだ結論がでていないので、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

頚動脈の高度狭窄を手術しないときの脳梗塞率

元

Incidence of Ischemic Stroke in Patients With Asymptomatic Severe Carotid Stenosis Without Surgical Intervention

2022　　5月　　アメリカ

頚動脈が高度に狭窄している無症状の患者にたいし、内科治療を継続するか外科的治療をおこなうべきかはあきらかになっていない。

そこで、外科治療を受けていない患者が脳卒中になる頻度をくわしくしらべてみたそうな。