肩の痛みに「交代浴」の根拠

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Acute effects of contrast bath on sympathetic skin response in patients with poststroke complex regional pain syndrome

2020　　10月　　トルコ

複合性局所疼痛症候群（CRPS）は脳卒中患者12-28％の上肢にみられ、交感神経機能障害が原因と考えられている。

CRPSの治療には交代浴（温浴と冷浴）が用いられることがあるがエビデンスは限られている。

そこで、脳卒中後のCRPSへの交代浴の効果を交感神経活動の点からくわしくしらべてみたそうな。

軽い打撲で頭蓋内出血する頻度

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Rate of Intracranial Hemorrhage After Minor Head Injury

2020　　9月　　アメリカ

頭部CTスキャン（CTH）は頭部打撲での初期評価に重要である。

軽い外傷性脳損傷での頭蓋内出血の種類と頻度をくわしくしらべてみたそうな。

COVID-19から脳卒中の頻度 システマティックレビュー

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Stroke and Novel Coronavirus Infection in Humans: A Systematic Review and Meta-Analysis

2020　　10月　　マレーシア

コロナウイルス感染症2019（COVID-19）のアウトブレイクによる壊滅的被害を世界が目の当たりにする中、COVID-19に関する文献も増えてきている。

COVID-19の合併症としての脳卒中の報告も増加している。しかし、これらデータの系統的な評価は行われていない。

そこで、脳卒中とCOVID-19に関連した現在利用可能な疫学的、臨床的、検査データのシステマティックレビューとメタアナリシスをこころみたそうな。

nature.com：起床時脳内出血の頻度

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Clinical and radiological characteristics and outcome of wake-up intracerebral hemorrhage

2020　　10月　　スペイン

睡眠から目覚めたときに脳梗塞に気づく「起床時脳梗塞」は脳梗塞患者の8-25％に見られるという。

いっぽう脳内出血は覚醒中に起きると考えられてきたため「起床時脳内出血」の調査はほとんどない。

そこで、起床時脳内出血の頻度と特徴をくわしくしらべてみたそうな。

睡眠時間と脳梗塞の種類別の因果関係

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Causal Effects of Sleep Traits on Ischemic Stroke and Its Subtypes-: A Mendelian Randomization Study

2020　　10月　　中国

不健康な睡眠習慣と脳梗塞との関連をしめす報告がいくつもあるが、因果関係は不明なままである。

そこで、脳梗塞の種類別に睡眠時間、不眠症、クロノタイプ（朝型 夜型）との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。

脳卒中後うつ 脳梗塞と脳内出血のちがい

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Comparison of Post-Stroke Depression Between Acute Ischemic and Hemorrhagic Stroke Patients

2020　　10月　　中国

脳卒中後のうつは脳卒中患者のおよそ3分の1に見られる精神合併症である。しかしそのメカニズムはよくわかっていない。

そこで、脳梗塞と脳内出血とで脳卒中後うつの有病率をくらべてみたそうな。

抗凝固薬で大出血 その後

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Long-term clinical outcomes after major bleeding in patients with atrial fibrillation- the fushimi AF registry

2020　　10月　　日本

心房細動患者への抗凝固薬は、脳梗塞リスクの低下にはなるが大出血（major bleeding）のリスクを高める可能性がある。

抗凝固薬使用者の「致命的」な大出血頻度は年間0.6％という報告もある。

大出血イベント後の患者の臨床転帰についてはほとんど知られていないので、くわしくしらべてみたそうな。

ボバース療法を選ぶ理由

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Bobath therapy is inferior to task-specific training and not superior to other interventions in improving lower limb activities after stroke: a systematic review

2020　　10月　　オーストラリア

脳卒中患者へのボバース療法、とくに成人下肢への効果についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

社会的貧困と1年生存率

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Social deprivation and one-year survival after stroke: a prospective cohort study

2020　　10月　　フランス

社会的貧困（Social deprivation）は脳卒中後の回復に影響を及ぼすことが考えられるが、脳卒中の種類や関連因子を多面的に評価した研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

Neurology誌：テレリハビリのほうがずっと効果的

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Effects of home-based telerehabilitation in patients with stroke

2020　　10月　　中国

脳卒中患者への12週間の在宅テレリハビリテーションの効果をMRIでの解析もふくめてくわしく検証してみたそうな。

Stroke誌：再灌流療法に占める軽症患者

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Reperfusion Therapy Frequency and Outcomes in Mild Ischemic Stroke in the United States

2020　　10月　　アメリカ

急性脳梗塞患者の半数以上は軽度の障害を負う。

しかし再灌流療法（血栓溶解療法や血栓除去術）に占める軽症患者の割合についての報告は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。