元
Association between aspirin use and risk of aneurysmal subarachnoid hemorrhage- a meta-analysis
2020 3月 中国
くも膜下出血の発生率は、年間10万人あたり 全世界では9人、中国2人、中南米4.2人、フィンランド19.7人、日本22.7人 である。
28日間の致命率は42%で、生存者の50%が障害を負う。85%は脳動脈瘤の破裂によるという。
脳動脈瘤の治療技術の進歩にもかかわらず、その発生率にあきらかな変化はない。
脳動脈瘤の破裂には炎症反応が強く関わっていると考えられていて、抗炎症薬でもあるアスピリンは脳動脈瘤の破裂予防薬として期待されている。
しかしその効果については見解が一致していないので、これまでの研究のメタアナリシスから検証してみたそうな。