~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2020年2月20日

白人、黒人、カリブ系ヒスパニックの脳卒中リスク


Blacks, Hispanics of Caribbean descent have higher stroke risk than white neighbors - EurekAlert! Science News
2020  2月  アメリカ

これまで黒人とメキシコ系ヒスパニックの脳卒中リスクは白人よりも高いことが報告されてきた。

カリブ系のヒスパニックについても詳細があきらかになったそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルス 国際脳卒中カンファレンスでの発表内容。

2020年2月19日

脳卒中後のけいれん発作で死亡や障害


Developing seizures after stroke may increase risk of death, disability
2020  2月  メキシコ

アメリカでは脳卒中がてんかんの最大の原因である。しかしその理解は進んでいないので、頻度やリスク要因についてくわしくしらべてみたそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表内容。

2020年2月18日

楽観主義者は脳卒中の回復もはやい


Being an optimist will help recovery after stroke, study says - CNN
2020  2月  アメリカ

心臓のバイパス手術では「楽観的」な患者のほうが生存率が高く回復も早いことがわかっている。

脳卒中患者についても同様のことが観察されたそうな。

今週水曜日のロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表。

2020年2月17日

歯周病で脳の動脈が狭くなる


Gum disease, inflammation, hardened arteries may be linked to stroke risk
2020  2月   アメリカ
歯周病はからだの炎症を反映し脳卒中との関連がおおく報告されている。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでこれに関係した2つの研究発表がなされるという。

2020年2月16日

翼口蓋神経節の刺激で握力アップ


Stimulation of nerve cluster during stroke may have beneficial effects -- ScienceDaily
2020年  2月  アメリカ

脳梗塞の血栓溶解療法の適応になる患者はすくない。病院到着がおくれた患者への治療方法が求められている。

鼻の後ろ 口蓋のすぐ上を通る 翼口蓋神経節(sphenopalatine ganglion)への電気刺激で、脳梗塞からの回復と握力の改善がみられたそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスで発表内容。

2020年2月15日

貧困農家の5年再発率


Rate and Determinants of Recurrence at 1 Year and 5 Years After Stroke in a Low-Income Population in Rural China
2020  1月  中国
全世界で年間440万人が脳卒中で亡くなっていて、全死亡原因の9%をしめている。

高所得国での脳卒中発生率は低下傾向にあるものの、絶対発症者数は過去20年間で84%増加している。

また75歳未満の脳卒中経験者数は高所得国にくらべ中低所得国のほうが30%おおい。

アメリカ、イギリス、オーストラリアでのこれまでの調査では脳卒中の5年間の累積再発率は19-32%にあることがわかっている。

いっぽう中国では年間250万人があらたに脳卒中になり、脳卒中経験者は750万人いると考えられている。さらに都市部と農村部での脳卒中発生率は過去20年間上昇傾向にある。

脳卒中の再発率についての住民ベースの調査がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月14日

JAMA誌:神経疾患別の自殺率ランキング


Association Between Neurological Disorders and Death by Suicide in Denmark
2020  2月  デンマーク

脳卒中をふくむ神経疾患では身体機能や認知機能に障害が生じ、生活の質の低下そして自殺リスクにつながると考えられる。

これまで外傷性脳損傷や脳卒中、てんかん、多発性硬化症と自殺との関連が指摘されてきた。

いっぽう患者数のすくないハンチントン病や筋萎縮側索硬化症ALS、パーキンソン病では自殺との関連がかならずしもあきらかになっていない。

そこで、大規模調査によりこれら神経疾患での自殺リスクや発症からの時期との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月13日

脳梗塞後てんかんになりやすい条件


Long-term follow-up of post-stroke epilepsy after ischemic stroke- Room for improved epilepsy treatment
2020  1月  スウェーデン

脳卒中後のてんかんリスクは最初の2年間がもっとも高く、10年経ってもリスクが高い状態が続く。しかしそのメカニズムはほとんどわかっていない。

さらに脳卒中後てんかんや早期けいれん発作のリスク要因も報告によりことなる。

また脳卒中の再発とてんかんとの関連についての報告もすくない。

そこで脳卒中後てんかんの長期の発生率と予測因子、抗てんかん薬の使用状況をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月12日

くも膜下出血 数年後の頭痛


The burden of headache following aneurysmal subarachnoid hemorrhage- a prospective single-center cross-sectional analysis
2020  2月  ドイツ

くも膜下出血は脳卒中ぜんたいの5%をしめ、年間10万人あたり0.7-23.9人が発症し、この率はわずかに低下傾向にある。

発症時に「雷鳴頭痛」をともなうことがおおい。また平均して若年の患者におおく、治療技術の進歩により致命率は低下している。

くも膜下出血のあと数年後の頭痛の有無とQoLを長期にフォローしたものはすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月11日

コーヒーと脳卒中の因果関係は?


Coffee consumption and risk of stroke- a Mendelian randomization study
2020  2月  中国

習慣的にコーヒーを飲むことが心血管疾患の発生をへらすという。

しかしコーヒー摂取と脳卒中との関連についてはかならずしも結論が一致していない。

その理由として調査ごとの対象人口の違いやコーヒーの評価方法 または逆因果関係(身体の弱いひとがコーヒーを避けているなど)などのバイアスが考えられる。

メンデルランダム化解析は遺伝変数を介在させることでこれらバイアスの問題を排除して因果関係をあきらかにできるので、コーヒーと脳卒中との関連をこの方法でしらべてみたそうな。

2020年2月10日

上肢機能の2年間回復曲線


Recovery of upper limb function is greatest early after stroke but does continue to improve during the chronic phase: a two-year, observational study
2019  10月  オーストラリア

脳卒中患者の最大70%は上肢機能に障害をうけるという。

その回復プロセスには上肢の能力とパーフォーマンスの側面がある。

これらを長期にしらべた報告はすくないので、脳卒中の早期から24ヶ月間までの回復をフォローしてみたそうな。

welcome ー>ブログランキング・にほんブログ村へ
pv

過去7日間の人気記事10

回復と予防のヒント100記事(2017年1月までのぶん)

脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった

口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明

脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ

刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明

高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』