いわゆる
Google八分(はちぶ)を大好きな映画
ミッション:8ミニッツにかけてみた。この映画は列車爆破テロを防ぐために人生最後の8分間をくりかえし何度も経験するはなし。
今日は脳卒中記念日なので自分語りにつかう。
発症からまる10年経った。ブログは1年後に始めたので今日でちょうど9年間つづいたことになる。
忘れもしない昨年の12月6日、Googleがのちに「健康アップデート」と呼ばれる検索アルゴリズムの大幅な変更をおこなった。そして医療健康情報を発信する個人のサイトが検索順位の奥底に沈められた。
医療関連ワードのおおいこのブログもターゲットになり、たった一晩で来訪者の3分の2が消えた。
これは医療や健康にかんする検索結果の上位が広告収入を目的とするアフィリエイトサイトで独占されたことへの対策だった。
このアップデートにより医療キーワードの検索結果の上位には国の研究機関や製薬会社のページが優先的に表示されるようになった。
ここまでは世の流れとしてただしい。あるていどは予測できていたことでもあった。
ところがGoogleは息の根をとめにきているようなのである。
下のグラフはGoogleにインデックスされているこのブログのURLパターン数の最近1年間の推移である。
12/6以降、数ヶ月間で100分の1になりさらにゼロを目指している様子がわかる。検索順位を下げるだけではなくその存在を抹消しようとしているとしか考えられない。
さすがにキーワード「
ゼンデラ」で検索するとトップにはでるが、いまや「脳卒中関連」ワードでは検索結果の末尾にすら載ることはなくなった。
Yahooの検索エンジンもGoogleのそれと共通なので影響はおおきい。
まもなく検索経由で新たにこのブログと出会うひとはいなくなるだろう。
こういった状況に絶望した同様のニュースサイトを運営するおおくの個人やベンチャー企業がすでに更新をあきらめた。
アクセスがないから広告がつくはずもなく、自己承認欲求すら満たすことができないのだから無理もない。
脳がやられているせいかあまり気にもせずほぼ1年が経ってしまったが、いまさらながらに文章にして客観視するとかなり深刻な事態であることを実感する。
ここまでハブられるとは予想できなかった。気持ちが折れるのも時間の問題だろうか。
さきに紹介した映画はパラレルワールドがテーマ。
この状況をうまく乗り切れるじぶんがどこかの世界にいるはず。だから失敗してもつづきはそいつがやってくれると信じている。