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Prevalence of five lifestyle risk factors among U.S. adults with and without stroke
2018 11月 アメリカ
心血管代謝リスクになる5つのライフスタイル(栄養不足、運動不足、喫煙、飲酒、肥満)が、脳卒中経験者にどのくらい特徴的なのか 最新の大規模データからしらべてみたそうな。
アメリカの健康状態および健康行動についての電話調査データ(Behavioral Risk Factor Surveillance System)2015-2017を用いて、
脳卒中経験者と非経験者のライフスタイル上の違いを解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中経験者37225人、非経験者851607人のデータがみつかった。
・運動不足(56.5% vs. 49.5%)と現在喫煙(30.1% vs. 16.6%)があきらかに脳卒中経験者に多く、
・大量飲酒者は(5.4% vs. 6.1%)脳卒中経験者に少なかった。
・野菜や果物を多く摂る食生活と肥満は関連要因を考慮に入れるとグループ間で有意な差はなかった。
・リスク要因を4-5つ持つケースは(9.0% vs. 5.3%)脳卒中経験者に多かった。
運動不足と喫煙、4-5個のライフスタイルリスクを持つ者が脳卒中経験者におおかった、
というおはなし。
感想:
脳卒中をライフスタイルのせいにはしたくないけれど、運動不足とタバコだけは言い訳のしようがないみたいだ。
脳卒中は遺伝とライフスタイルのどっちが影響大?