元
Effect of Adherence to Antihypertensive Medication on the Long-Term Outcome After Hemorrhagic Stroke in Korea
2018 6月 韓国
脳内出血やくも膜下出血などの出血性の脳卒中は再発して重症化しやすい。
再発するいちばんの要因は高血圧であり、降圧薬をやめてしまうことがおおきなリスクになる。
そこで、降圧薬の順守率と長期の生存率との関連をしらべてみたそうな。
2002-2013に出血性の脳卒中で入院した高血圧患者について降圧薬の処方記録から服薬順守率をもとめ、
その後の脳卒中の再発や心筋梗塞、総死亡率との関連を解析したところ、
次のようになった。
・脳内出血1354人、くも膜下出血518人の記録を対象とした。
・服薬順守率80%以上の患者割合は、1年後46.8%、3年後43.2%、5年後41.7%だった。
・服薬順守率40%未満が再発や死亡するリスクは高順守率患者の1.80倍だった。
出血性の脳卒中で降圧薬を途中でやめてしまう場合の再発 死亡リスクはあきらかに高かった、
というおはなし。
感想:
1年後ですでに半数以上が降圧薬を見限るんだな。
じぶんは降圧薬を完全にやめるのに5年以上かかった。それまでの数年間は2日に1粒飲むとかのペースでだらだらとつづけてた。
やめたら頻尿がビタッととまった。