元
In-home therapy effective for stroke rehabilitation, study shows
2018 5月 アメリカ
おおくの脳卒中患者がコストや通院手段の問題でじゅうぶんなリハビリ訓練をうけることができないでいる。
そこでネットを介した遠隔リハビリテーションの可能性を検証してみたそうな。
先週の欧州脳卒中協会会議(ESOC 2018)でのカルフォルニア大学の報告。
平均年齢61、11の地域で発症から4.5ヶ月の脳卒中患者124人を通院リハビリと自宅リハビリグループにわけた。
自宅リハビリではビデオカンファレンス経由でセラピストの指導を受ける。
6週間の上肢集中訓練の30日後に上肢機能を評価 比較したところ、
次のようになった。
・上肢のFugl-Meyerスコアが通院グループで8.4ポイント、自宅リハビリグループで7.9ポイント改善した。両者の差は統計学的有意ではなかった。
セラピストが監督する遠隔リハビリテーションによって通院時と同レベルの上肢機能の改善があった、
というおはなし。
感想:
セラピストがつきっきりで集中訓練をしても特別な効果はまったくなく、
JAMA誌:課題指向型訓練 やる意味ない
しかもそばにいようがいまいが患者は同程度に回復する。つまりやる気を維持できるゲームでも与えておけばよさそう。
上肢リハビリに最適なPCゲームを見つけた。今月発売されたばかりのソフトで価格はたったの2000円 Beat Saber(ビートセーバー) の動画↓。