元
Awareness of atrial fibrillation in Japan: A large-scale, nationwide Internet survey of 50 000 Japanese adults.
2018 3月 日本
心房細動は心原性の脳塞栓症の原因の1つであり、症状はなく脳卒中をおこすまで気づかないことがおおい。
早期発見のため、まずは日本人の心房細動にたいする認識レベルを確認してみたそうな。
調査会社にモニター登録している17万人の日本人から、
50歳以上の医療関係者でない人物にインターネット経由でアンケート調査し、
さらに回答者から関連病歴のある者も除去して解析した結果、
次のことがわかった。
・50万人あまりの回答が集まった。
・27.5%は心房細動について何も知識がなかった。
・3.8%のみがよく理解しており、57.3%は名称だけ知っていた。
・まったく知識のない人は高知県でおおく(36%)、理解者は京都府におおかった(5.1%)。
・若年、男性、田舎住まい、が知識のない者の特徴だった。
日本の成人の3.8%のみが心房細動についてよく理解できていた。この数字はかなり低いと考えられる、
というおはなし。
感想:
数週間まえに ためしてガッテンで心房細動の恐怖を煽りまくっていたのを観て「これはたいした問題じゃぁないな」、と確信した。