元
Influence of Prior Nicotine and Alcohol Use on Functional Outcome in Patients after Intracerebral Hemorrhage.
2017 11月 ドイツ
ニコチンやアルコールといったいわゆる合法薬物の脳内出血予後への影響は未だよくわかっていない。
これを長期に詳しくしらべてみたそうな。
脳内出血患者554人について、ニコチン、アルコールの各使用経験別にグループわけして5年間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・合法薬物経験者は35.6% で、内訳は ニコチンのみ17.0%、アルコールのみ6.0%、両方あり12.6% だった。
・彼らは非経験者より若く (65 vs. 75歳)、女性が少なかった。
・また、心筋梗塞歴と合併症が多かった。
・肺炎リスクが高いことを除くと、ニコチンやアルコール経験者と非経験者の予後にあきらかな差はなかった。
脳内出血以前のニコチンやアルコール経験の有無は、脳内出血後の状態に長期的にも影響しなかった、
というおはなし。
感想:
でも脳内出血にはなりやすいわけで、、、
脳細胞が死んでしまったあとは たばこ酒歴なんて些細なことなんだろうね。