元
Association of Childhood Body Mass Index and Change in Body Mass Index With First Adult Ischemic Stroke
2017 8月 デンマーク
先進国では脳卒中の発生率は低下傾向にあるものの、若年者の脳梗塞は増加している。これは子供のころになんらかのリスク要因にさらされていることが理由かもしれない。
そこで子供のころの肥満とのちの脳梗塞との関連についてしらべてみたそうな。
デンマークの国民健康データベースから1930-1987生まれの307677人の記録を2012までフォローして、年齢7-13時の体重 身長と脳梗塞事例との関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・この間に 女性3529人、男性5370人の脳梗塞があった。
・7-13歳にボディマス指数BMIが平均以上だと 55歳以下で脳梗塞になるリスクはあきらかに高く、いっぽう55歳以降での梗塞リスクは変わらなかった。
・この関連は出生時の体重に依らなかった。
・BMIが平均よりも低いときの脳梗塞リスクの上昇はなかった。
・7→13歳でBMIが増加すると男女ともに55歳以下での脳梗塞リスクも上昇した。
子供のころの平均を超えるBMIの増加は、55歳までに脳梗塞になるリスクを上昇させた、
というおはなし。
感想:
このくらいの年齢って背が伸び始める直前だから横にひろがってる子はすくなくないと思うんだ。