元
Sudden unexpected death caused by stroke: A nationwide study among children and young adults in Denmark.
2017 7月 デンマーク
脳卒中は若年成人の死亡原因5位であり、非心臓の突然死ではもっともよくある原因でもある。
50歳未満の脳卒中による突然死の特徴をしらべてみたそうな。
デンマークの死亡者データベースから、検死解剖がおこなわれ死亡原因のあきらかな1-49歳の事例を抽出 解析したとこころ、
次のことがわかった。
・10年間で1698人の突然死があり、その3%(52人)が脳卒中によるもので、
・男性が多く(56%)年齢中央値は33だった。
・1-49歳の脳卒中突然死の発生率は10万人あたり年間0.19人だった。
・出血性の脳卒中が94%を占め、そのうち63%はくも膜下出血だった。
・33%(17人)には頭痛などの症状があり生前 病院を訪れたが、脳卒中が疑われたのは6%(1人)のみだった。
50歳未満の脳卒中突然死では脳出血がほとんどだった。1-35歳では脳内出血がおおく、36-49歳にはくも膜下出血によるものがおおかった。突然死のまえには頭痛や手足のしびれなどの症状が高頻度にあらわれていた、
というおはなし。
感想:
若々しくて元気だからこそ「突然」という言葉が意味をもつ。だからぎゃくに ポックリ逝きたければ若者のように振る舞えばよいのでは。