元
Activity limitations and subjective well-being after stroke
2017 7月 アメリカ
脳卒中患者の回復度の研究のおおくは機能障害に着目したもので 主観的な幸福にかんするものは少ない。
日常生活動作上の制限と主観的幸福、および影響する要因についてしらべてみたそうな。
65歳以上の脳卒中経験者738人について、
主観的幸福度を 感情(愉快、退屈、元気、心配)と自己実現(人生の目的、自己受容、環境コントロール)の7項目で評価した。
介助の必要な日常生活動作を11項目(食事、入浴、トイレ、着替え、外出、ベッドからの移動、洗濯、買い物、料理、支払い)から選び関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・日常生活動作上の制限や身体能力と主観的幸福度との相関は弱く、関連要因を考慮に入れるともはや有意な相関ではなくなった。
・疼痛、うつ、社会参加に問題があると主観的幸福度が低かった。
日常生活動作上の制限は脳卒中経験者の主観的幸福に影響しなかった、
というおはなし。
感想:
"幸せ" はまったくの個人的体験であって、他人にはうかがい知れないんだな。
全身がうごかなくてもQoLは高いってはなしを思い出した。↓
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、