元
Psychiatric Hospitalization Increases Short-Term Risk of Stroke
2017 5月 アメリカ
うつや社会心理的ストレスが脳卒中をおこす要因になりうる、という報告が増えてきている。
もしそうであるなら精神科に入院するタイミングは症状が重いはずで脳卒中リスクはもっとも高く、 その後 リスクは低下してゆくはずである。
これをたしかめてみたそうな。
脳卒中患者48558人の記録をしらべて、過去1年間に精神科に入院した者を抽出した。
精神科入院からの時間と脳卒中発生率との関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中患者の5.3%が直前の1年間に精神科入院を経験していた。
・精神科入院後の脳卒中リスクの上昇はあきらかで、
・特に15日以内の脳卒中発症可能性がもっともたかかった。
精神科への入院直後は脳卒中リスクが高く、特に15日以内が要注意である、
というおはなし。
感想:
入院して心を治す薬をいっぱい飲まされることも原因の1つではないかね。