元
Central Post Stroke Pain Can Occur with Normal Sensation.
2015 12月 インド
脳卒中後の中枢性疼痛の特徴を調べてみたそうな。
319人の脳卒中患者について調査したところ、
次のことがわかった。
・20.7%が中枢性疼痛だった。
・彼らの年齢中央値は55歳、31.8%が女性だった。
・中枢性疼痛の発症時期、期間、部位は共通していなかった。
・中枢性疼痛の重症度と脳の損傷位置との関連はなかった。
・42.3%の患者は温度感覚や痛覚が正常だった。
・プレガバリン(商品名リリカ)が半数の患者の疼痛レベルを50%以上緩和した。
中枢性疼痛は脳卒中患者の20.7%に見られた。温痛覚が正常な患者も多くいたことから 脊髄視床路の損傷が条件ではないかもしれない。脳の損傷位置と疼痛の重症度との関連はなかった、
というおはなし。
感想:
感覚が少し戻りかけたころだろうか、車いすの金属フレームに触れるたびに痛くて、静電気のせいだと思っていた。水に触れても痛いことがわかって、おやおや?と思った。