元
Functional Gain After Inpatient Stroke RehabilitationCorrelates and Impact on Long-Term Survival
2015 9月 イタリア
脳卒中患者へのリハビリ効果が 長期的な死亡率に関連するものか調べてみたそうな。
発症から90日以内、機能的自立度(FIM)スコア80未満の脳卒中患者722人を6年間ほどフォローしたところ、
次のことがわかった。
・この間に36.9%が死亡した。
・FIMの改善度は、年齢、結婚歴、発症からリハビリ入院までの日数、NIHSS、失語の有無と関連していた。
・冠動脈疾患、心房細動、総コレステロール、FIM改善度が死亡率と関連していた。
・FIM改善度が大きくなるほどに死亡リスクが明らかに減少した。
リハビリ病院での機能的な改善度には様々な要因が関連していた。入院中の機能的自立度がどれだけ改善したかをみれば長期的な死亡可能性を予測できそうである、
というおはなし。
この差はデカイ
感想:
そもそも元気な人だからこそ よく改善するわけで、長生きするのは当たり前でもある。
しかし リハビリのおかげで寿命が伸びた、と逆向きの解釈もできる。そこが重要なんだと思う。