元
Beyond the gaze: Communicating in chronic locked-in syndrome.
2015 7月 ベルギー
閉じ込め症候群は脳幹脳卒中で多く、眼球運動やまばたき以外の身体動作が麻痺し 話すこともできないものの意識は保たれた状態を指す。
長く閉じ込め症候群にある患者のコミュニケーション状況について調べてみたそうな。
閉じ込め症候群の患者204人について調査を試みた結果、
次のことがわかった。
・88人から回答が得られた。女性35%、平均年齢52、閉じ込め症候群歴平均10年だった。
・全員が眼球動作でYes/Noを伝える方法を使用していた。
・62%はなんらかの支援技術を併用し、
・49%は音声言語で意思疎通ができ、
・73%は数年のうちにいくつかの機能的動作が可能になっていた。
慢性期にある閉じ込め症候群の患者が眼球運動以外の意思疎通方法を獲得し、話したり何かしらの動作ができるようになる可能性を確認できた、
というおはなし。
感想:
キビシイ状況には変わりないけど 進歩がないわけではないんだな、、
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