元
High Subarachnoid Hemorrhage Patient Volume Associated With Lower Mortality and Better Outcomes.
2015 6月 アメリカ
くも膜下出血の病院ごとの手術件数と回復成績との関連を調べてみたそうな。
2002-2010の3万人あまりのくも膜下出血患者記録について、病院ごとの手術件数、死亡率、自宅退院率の関連を解析した結果、
次のことがわかった。
・患者の41%が手術を受け、そのうち59%がクリッピング、41%はコイリングだった。
・調査期間中、院内死亡率は32%→22%に、自宅退院率は29%→41%に移り変わった。
・年間くも膜下出血手術件数が100人、60人、20人の病院では、
・死亡率はそれぞれ 19%→22%→28%に上がり、
・自宅退院率は 40%→39%→35%に低下した。
くも膜下出血患者の短期的回復度は改善傾向にある。手術件数の多い病院ほど回復成績は良い、
というおはなし。
感想:
手術は慣れが大切なんだろうけど、この差が大きいのか どうってことないのか よくわからないな、、