元
Length of Stay at Inpatient Rehabilitation Facility and Stroke Patient Outcomes.
2015 5月 アメリカ
脳卒中患者がリハビリ病院にいる日数と回復度との関連を調べてみたそうな。
2009-2011の患者データベースから脳卒中の重症度別に計4781人分の記録を抽出して解析したところ、
次のことがわかった。
・リハビリ病院への平均入院日数は、軽症8.9日、中等症13.9日、重症22.2日間だった。
・入院日数が長くなると、中等症では認知機能がやや回復し、
・重症患者では認知、運動機能の改善と社会復帰が促された。
・一方、軽症患者にとっては入院日数が増えるほど運動機能の回復度は低く、社会復帰も遅れた。
リハビリ病院への入院日数と回復度との関連は脳卒中の重症度により異なる。長期の入院は症状の重い患者には有効だが、軽症患者にとっては回復の妨げになる、
というおはなし。
感想:
入院日数がとても短く感じる。アメリカは医療費の請求額すごいらしいから 重症でもすぐに退院したくなるんだろな。