元
Analysis of the level of Dysphagia, anxiety, and nutritional status before and after speech therapy in patients with stroke.
2015 4月 ブラジル
言語療法前後での嚥下障害の程度の変化を調べてみたそうな。
平均年齢65、12人の脳卒中患者について言語療法を15セッション行った。この前後で嚥下障害、不安レベル、栄養状態を測定したところ、
次のようになった。
・言語療法前、33.3%が軽中等度の嚥下障害で、88.2%は食事を経口摂取していなかった。
・47.1%は栄養失調で、
・35.3%は軽度の不安レベルにあった。
・言語療法後、33.3%が軽度の嚥下障害、
・16.7%が栄養失調、
・50%は最低スコアの不安レベルにあった。
言語療法の後、嚥下障害のレベルが有意に改善した。不安や栄養状態も改善の傾向にあった、
というおはなし。
感想:
治療の基本となっているためか、言語療法なしの対照実験がない。
嚥下障害ものは共通体験がないのでいまいち想像と関心が及ばない。