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Poststroke suicide attempts and completed suicidesA socioeconomic and nationwide perspective
2015 4月 スウェーデン
脳卒中のあと自殺を試みた患者の特徴を調べてみたそうな。
22万人あまりの脳卒中患者を4年間ほどフォローしたところ、
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Poststroke suicide attempts and completed suicidesA socioeconomic and nationwide perspective
2015 4月 スウェーデン
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Association of Hypertension With Stroke Recurrence Depends on Ischemic Stroke Subtype
2015 3月 中国
・患者の72.7%が高血圧(140/90以上または降圧薬使用)で、17.7%が再び脳梗塞または脳内出血を起こした。
・高血圧の患者の再発率は18%、高血圧でない場合17%で、大きな差はなかった。
・高血圧と関連の強い脳梗塞の種類は 小血管病変(ラクナ梗塞)で、
・他の種類(大血管アテローム硬化や心塞栓)の脳梗塞と 高血圧の関連は見られなかった。

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The Impact of Green Tea and Coffee Consumption on the Reduced Risk of Stroke Incidence in Japanese PopulationThe Japan Public Health Center-Based Study Cohort
2015 3月 日本
・この間に3245件の脳卒中があった。
・緑茶をめったに飲まない人に比べたときの脳卒中のなりやすさの比は、1日に2-3杯で0.86、4杯以上で0.8だった。
・同様にコーヒーでは、週に3-6杯で0.89、1日1杯で0.80、2杯以上で0.81だった。
・特に、緑茶をよく飲む人の脳内出血リスクが低下した。

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These exoskeleton heels could help stroke victims walk again
Reducing the energy cost of human walking using an unpowered exoskeleton
2015 4月 アメリカ
・外部からのエネルギー供給をまったく必要とせず、
・電子部品も一切使用しないシンプルで軽量設計ながら、
・歩行に伴うエネルギー消費を7%減らすことに成功した。

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Multivitamin Use and Risk of Stroke MortalityThe Japan Collaborative Cohort Study
2015 3月 日本
・この間に2087人が脳卒中で死亡した。内訳は、脳梗塞1148人、脳出血877人。
・マルチビタミン使用者の脳卒中死亡リスクは13%低かった。
・この傾向は脳梗塞で顕著で、脳出血では有意な差は無かった。
・特に、野菜や果物の摂取が1日あたり3回未満の人で より効果的だった。
・マルチビタミンを定期的に摂っている人ほどこの関連が明らかだった。
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
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Transient Neurologic Deficits: Can Transient Ischemic Attacks be Discrimated from Migraine Aura without Headache?
2015 3月 ベルギー
・TIA患者は偏頭痛患者に比べはるかに高齢で、男性が多かった。
・TIA患者には脳卒中歴、高血圧、脂質異常が多かった。
・視覚障害は偏頭痛患者で非常に多かった。
・TIA患者のほとんどはこの神経障害が初回だった。
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Dietary Cysteine and Other Amino Acids and Stroke Incidence in Women
2015 3月 スウェーデン
・この間に1751件の脳卒中があった。
・システインの平均摂取量は1日あたり635mgで、
・システインを多く摂るほど脳卒中リスクは低下した。
・ほとんど摂らない人に比べシステインをたっぷり摂る人の脳卒中リスクは21%低かった。
・脳卒中の種類別では、脳梗塞リスクが18%減、脳内出血では46%減だった。
・他の種類のアミノ酸と脳卒中との間には関連はまったく見られなかった。
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Short term exposure to air pollution and stroke: systematic review and meta-analysis
2015 3月 イギリス
・2748の論文から94件抽出し、28カ国、600万件以上のデータを得た。
・脳卒中での入院、死亡は、COやSO2,NO2濃度に従って増加した。
・粒子状物質PM2.5およびPM10についても同様だった。
・オゾンとの関連は非常に弱かった。
・特にPM2.5との関連は強く、影響が持続した。
PM2.5の持続力元
Full medical support for intracerebral hemorrhage
2015 3月 アメリカ
・平均年令62、109人の患者を対象とした。
・血腫の大きさは平均39ccで 症状スコア予測では30日死亡率は50%とされた。
・ところが実際の死亡率は20.2%にしか達しなかった。
・90日時点では 27.1%が死亡し、21.5%が重度の障害を負う一方、
・29.9%は機能回復良好で、さらに21.5%はやや重症な程度に落ち着いた。
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Four Year Follow Up of Transient Ischemic Attacks, Strokes, and MimicsA Retrospective Transient Ischemic Attack Clinic Cohort Study
2015 3月 イギリス
・患者の内訳はTIA32%、軽症脳卒中18%、類似症状50%だった。
・その後脳卒中になった者は、TIAの7.1%、軽症脳卒中の10.9%、類似症状の2.0%だった。
・TIAまたは軽症脳卒中患者が90日後に脳卒中になる割合は1.3%だった。
・類似症状者と比べた時の死亡リスクは、TIAで1.7倍、軽症脳卒中で2.2倍だった。
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Weekly variations of stroke occurrence: an observational cohort study based on the Kyoto Stroke Registry, Japan.
2015 3月 日本
・日曜日を基準にしたときの各曜日の脳卒中の起きやすさの比は、月曜1.16、火曜1.10、水曜1.06、木曜1.09、金曜1.05、土曜1.07で、月曜日がもっとも高かった。
・脳卒中の種類別では、脳梗塞で月曜が高く、年齢や性別に依らなかった。
・脳内出血、くも膜下出血と曜日との関連は見いだせなかった。