元
Post-stroke shoulder pain and its association with upper extremity sensorimotor function, daily hand activities, perceived participation and life satisfaction.
2014 3月 スウェーデン
脳卒中後の肩の痛みと上肢機能、日常生活の状況について調べてみたそうな。
平均年齢64、肩の痛みのある脳卒中患者49人と、肩の痛みのない患者25人について、上肢の運動機能、日常生活動作、社会参加、人生満足度などを1年半ほど追跡調査した。
次のようになった。
・肩の痛みがあると受動的な肩上げ動作と上肢の運動が著しく困難だった。
・しかし日常生活動作や社会参加、人生満足度でのグループ間の差はあまりなかった。
脳卒中後の肩の痛みと上肢運動機能との間に関連があった。しかし、肩の痛みと日常生活動作、社会参加、人生満足度との関連は明らかでなかった。肩の痛みはしばしば深刻な障害の1つとして語られるが、案外大したことはないのかも知れない、
というおはなし。
感想:
なるほどそのとおりで、肩が痛いのはとても不愉快ではあるけれど慣れてしまえば大したことはない。
椅子に座ったまま後ろの方にある物を取ろうとする時や、横向きに寝るとき、服を着るとき…
気になるのはその程度だったな。