元
Lower systolic blood pressure is associated with poorer survival in long-term survivors of stroke.
2014 2月 オーストラリア
脳卒中のあとは血圧を低く抑えることで再発のリスクを減らせると考えられている。その一方で、血圧を下げると予後がよくないという最近の報告もある。
そこで、脳卒中患者の血圧と長期的な生存率について調べてみたそうな。
発症から5年経った脳卒中患者を選んで、血圧や発症10年後までの死亡、再発の有無を調査した。
次のようになった。
・5年時点で 収縮期血圧が120mmHg以下の患者は131-141mmHgの患者に比べ脳卒中、心筋梗塞または死亡のリスクが61%高かった。
・収縮期血圧が121-210mmHgの範囲では予後に違いはなかった。
高血圧の境界領域とされる収縮期血圧131-141mmHgの患者に比べ、正常とされる120mmHg以下の患者は長期的な生存可能性が非常に低くなることがわかった、
というおはなし。
感想:
ホンキで降圧薬飲むのやめようかと思う...