元
Paradoxical effect of obesity on hemorrhagic transformation after acute ischemic stroke.
2013 9月 韓国
肥満の患者は心血管系疾患の予後が良いことがわかっている。(肥満パラドックス)
急性期脳梗塞患者の出血性変化についてもこれがあてはまるか調べてみたそうな。
365人の急性期脳梗塞患者について、1週間後の出血性変化の有無をMRIで確認した結果、
次のようになった。
・59人、16.2%に出血性変化が見られた。
・肥満度が高いほど、出血性変化の発生は減少した。
・治療内容、重症度など関連要因を考慮にいれてなお、肥満度と出血性変化リスクはおおきく相反した。
肥満パラドックスは急性期脳梗塞患者の出血性変化についても言えることがわかった、
というおはなし。