元
Speech disturbance at stroke onset is correlated with stroke early mortality.
2013 7月 日本
言語障害と脳卒中の種類、死亡率との関連を調べてみたそうな。
京都の脳卒中患者1693人分のデータについて解析したところ、
次のようになった。
・言語障害は、脳梗塞の53%、脳内出血の48%、クモ膜下出血の8%に見られた。
・言語障害の有/無と死亡率の比は、脳梗塞で5.2%/1.2%,脳内出血で12.5%/4.1%,クモ膜下出血62.5%/9.0% だった。
・言語障害がある場合の死亡リスクは、言語障害がない場合に比べ、脳梗塞で2.6倍、脳内出血で4.2倍、クモ膜下出血で20倍だった。
急性期脳卒中患者の言語障害の有無は、直近の死亡可能性を推測する手がかりになる、
というおはなし。
感想:
クモ膜下出血での言語障害がこんなにも稀だとは知らなかった。