~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2013年7月16日

脳出血は脳内出血とクモ膜下出血の総称で3人に1人はひと月以内に死んでしまう


Mortality after hemorrhagic stroke: Data from general practice (The Health Improvement Network).
2013  7月  イギリス

脳出血の致命率、死亡率の特徴を調べたそうな。


脳内出血およびクモ膜下出血患者の30日内致命率と、1年後の死亡率について調査した結果、


次のようになった。

・脳内出血の致命率は42%、クモ膜下出血は29%だった。

・年齢別20-49歳では、脳内出血の致命率は30%、クモ膜下出血は20%、

・80-89歳では、脳内出血の致命率は55%、クモ膜下出血は57%だった。

・2001-2008にかけて、脳内出血の致命率は53%→36%に、クモ膜下出血は33%→25%になった。

・脳内出血経験者の1年間の死亡リスクは健常人の2.6倍、クモ膜下出血は2.8倍だった。


脳出血では3分の1以上の患者が1ヶ月以内に死亡する。50歳未満では脳内出血の方がクモ膜下出血よりも致命率は高かった。

すぐに死ななかったとしても脳出血経験者は、死亡リスクが高い状態がその後も続く、


というおはなし。




感想:

わずか10年足らずの間に脳内出血の致命率が かくも下がるのものなのか???

2013年7月15日

アスピリンやワルファリンの使用は脳出血のもとなのか?


Antithrombotic drugs and risk of hemorrhagic stroke in the general population.
2013  7月  イギリス

アスピリン、ワルファリンと脳出血との関連を調べたそうな。


1797件の脳内出血、1340件のクモ膜下出血の患者データおよび10000人の健常人データから、アスピリン、ワルファリン使用との関連を解析した。


次のようになった。

・アスピリンの使用と脳内出血との関連はなかった。一方、 クモ膜下出血のリスクは若干下がった。

・アスピリンを3年以上使っていると、クモ膜下出血のリスクが37%下がった。

・ワルファリン使用者の脳内出血リスクは、非使用者の2.8倍だった。クモ膜下出血は1.7倍。

・特にINRが3以上の場合、脳内出血リスクは7倍に達した。


アスピリンの使用は脳内出血リスクに影響なかった。むしろ長期使用によってクモ膜下出血予防になるかも知れない。
一方、ワルファリンの使用は脳内出血リスクを非常に高くすることが明らかになった、


というおはなし。



感想:

もし 自分がワルファリンを勧められたら...どうするかな?

調べてみると、ワルファリンは殺鼠剤でもある。

食べたネズミが内出血で死ぬ。

また、テロリストは爆弾に殺鼠剤(ワルファリン)を混ぜることがある。

傷を負った人の出血が止まらなくなり、現場の凄惨さを演出する効果があるらしい。

写真:ワルファリン

2013年7月14日

キネシオテーピングで手のむくみが治るのか


Effects of kinesio tape to reduce hand edema in acute stroke.
2013  6月  アメリカ

脳卒中のあとの手のむくみにキネシオテーピングが効くかどうか試してみたそうな。


急性期の脳卒中片麻痺で 手にむくみのある17人の患者について、キネシオテーピングあり、なしのグループに分けた。
並行して通常のリハビリを行いながら6日後に手の周囲径を測り、むくみの程度を比較した。


次のようになった。

・キネシオテーピングで手首と中手指節関節で若干のむくみ改善が見られたものの、統計的に有意な違いは見られなかった。


キネシオテーピングのむくみ改善効果はさらなる検証が必要だろう、


というおはなし。

写真:キネシオテーピング



感想:

最初の1年ほど、動くのに なぜか手が赤くむくんでいたので関心をもった。



2013年7月13日

rTMSで失語症を治す方法が判明


Effects of Noninvasive Brain Stimulation on Language Networks and Recovery in Early Poststroke Aphasia.
2013  6月  アメリカ

rTMS(経頭蓋反復磁気刺激)の失語症治療効果を検証してみたそうな。


24人の脳卒中患者について、右脳の下前頭回の働きを抑制する1Hzの磁気刺激を 20分間×10日間 施した。
比較のための偽磁気刺激グループもつくった。

両グループには並行して1回45分間の言語療法も施した。

治療前後での脳の言語ネットワークの活動を調べるPET検査も行い、言語能力の改善程度との関連を解析した。


次のようになった。

・rTMSグループの言語命名スコア、理解度スコアの向上が著しかった。

・rTMSグループの左脳の活動領域の拡大が偽刺激グループに比べ著しかった。

・この活動領域が大きくなった人は、言語テストスコアの改善度も高かった。


脳梗塞で失語症患者の右脳の下前頭回を抑制するrTMS治療は、結果的に左脳の言語ネットワークを刺激して、言語療法の効果を強める、


というおはなし。

写真:下前頭回
下前頭回

2013年7月12日

アパシーは4ヶ月後に始まり、半年間つづく だいたい...


Incident Apathy During the First Year After Stroke and Its Effect on Physical and Cognitive Recovery.
2013  7月  日本

脳卒中後1年間、アパシー(無気力)と回復程度との関連を調べてみたそうな。


56人の脳卒中患者についてアパシーの有無、認知、身体障害、自立度を3ヶ月毎に1年間評価した。

次のようになった。

・この間に41%がアパシーになった。

・アパシーは平均3.8ヶ月後に現れ、5.6ヶ月間続いた。

・アパシーがあると認知機能、日常生活動作の回復が著しく遅れた。


脳卒中後1年内のアパシーは珍しいことではなく、自立が遅れる原因にもなる、


というおはなし。
アパシー
感想:

自慢じゃないけど未だ続いている感がある。

2013年7月11日

高齢になると一人暮らしよりも夫婦世帯のほうが病院に行くのが遅れる


Impact of Life and Family Background on Delayed Presentation to Hospital in Acute Stroke.
2013  7月  日本

日本では人口の20%が65歳以上であり、高齢者のみの世帯が増えている。

脳卒中の発症から入院までの時間と世帯構成との関係を調べてみたそうな。


平均年齢71、計253人の脳卒中患者について調査した結果、

次のようになった。

・1世帯に1人 または65歳以上の2人世帯の場合、発症から病院到着まで3時間以上かかるリスクが非常に高かった。

・夜間に発症した場合の病院到着遅延時間は家族構成により大きく異なった。

・特に高齢者2人暮らしの場合、3人以上の世帯に比べ遅延時間が非常に大きかった。


高齢夫婦世帯で夜間に脳卒中が発症した場合、病院への到着が非常に遅れることがわかった、


というおはなし。




感想:

その後の死亡率や回復程度も調べないと、ことの良し悪しを判断できないな。


うっかり早く病院に到着したおかげで積極的に治療されて脳出血ドバッ

みたいなメールをたま~にいただくことがあるので...


2013年7月10日

高齢者の脳卒中のうち13%は脳卒中ではなかった


Conditions that Mimic Stroke in Elderly Patients Admitted to the Emergency Department.
2013  7月  トルコ

脳卒中の疑いで救急搬送されてきた患者のうち脳卒中でなかった者の特徴を調べてみたそうな。


救急部で脳卒中とされた65歳以上の患者について記録を再調査したところ、


次のようになった。

・671人の患者のうち、87.3%(586人)は脳卒中で、12.7%(85人)は脳卒中類似症状と診断された。

・類似症状とされた85人は、実は救急部で脳梗塞またはTIAと診断されていた。

・種々の検査の結果、この85人のうち16人は正確には 椎骨脳底動脈循環不全 とされ、

・65人はすぐに帰宅し、18人のみが入院した。


脳卒中で救急搬送された高齢患者のうち、12.7%が脳卒中類似症状に当てはまることがわかった、


というおはなし。

図:脳卒中類似症状の正体

感想:

脳卒中類似症状関連の記事を思い出した。
『妻が脳卒中に... orz』、医師『ただの偏頭痛でした』

脳梗塞でもないのにrt-PA治療されてしまうことがたまにある



2013年7月9日

中国漢方ニューロエイドで脳梗塞が治る!は本当か?


Chinese Medicine Neuroaid Efficacy on Stroke Recovery: A Double-Blind, Placebo-Controlled, Randomized Study.
2013  6月  シンガポール

Herbal stroke remedy no better than dummy pill
ロイター

脳梗塞治療に絶大な効果があるとする中国漢方薬 ニューロエイド(NeuroAiD) の効き目を検証してみたそうな。

1100人の急性期脳梗塞患者をNeuroAiDグループと偽薬グループに分けて、3ヶ月後の機能回復程度を比較した。

次のようになった。

・両グループ間で患者の回復程度に違いはなかった。

今回の研究ではNeuroAiDの効果を証明することはできなかったが、どこかに効く人もいるに違いないと期待している、


というおはなし。


感想:

NeuroAiDのホームページ

3ヶ月間ぶんでおよそ15万円。

どうやらこの企業が自ら音頭をとって検証実験したところ否定的な結果が出てしまったようだ。


その正直さとあきらめない姿勢には好感が持てる。




2013年7月8日

Stroke誌:脳内出血は脳梗塞に比べ最初の数ヶ月だけ凄いスピードで中途半端に回復する


Differences in Outcome and Predictors Between Ischemic and Intracerebral Hemorrhage: The South London Stroke Register.
2013  6月  イギリス

脳梗塞と脳内出血の回復の違いと悪化する要因について調べたそうな。

1995-2011のロンドンの脳卒中患者データについて、発症7日、3ヶ月、1年、5年、10年での回復状況と関連要因を解析したところ、


次のようになった。

・脳内出血の場合、高齢で失禁があると回復が悪かった。

・一方、脳梗塞は高齢、失禁、嚥下障害、心房細動、糖尿病が予後不良の因子だった。

・脳内出血は3ヶ月、1年後の回復は良くなく、5年、10年後は脳梗塞と違いはなかった。

・しかし、7日から3ヶ月後までの回復の程度は脳内出血のほうが圧倒的に良かった。


脳内出血の回復は5年間は脳梗塞に劣る。けど、3ヶ月後までに限定するとその回復スピードは脳梗塞よりもずっと早い、


というおはなし。
図:脳梗塞と脳内出血 回復スピードの違い


感想:

たしかにひと月半くらいからの回復はめざましかった。

もうすぐ5年経つから低迷期を脱するってことなのかな。


Stroke誌:脳梗塞と脳出血の回復の過程の違い

2013年7月7日

睡眠不足、睡眠過多は脳卒中で早死する


Insufficient and excessive amounts of sleep increase the risk of premature death from cardiovascular and other diseases: The Multiethnic Cohort Study.
2013  6月  アメリカ

睡眠時間と死因別死亡率の関連を調べたそうな。


病気のない61936人の男性、73749人の女性を平均13年間追跡調査した結果、


次のようになった。

・この間に19335人が死亡した。

・男女ともに睡眠時間が5時間以下または9時間以上の場合、総死亡率、心血管系疾患の死亡リスクが上昇した。

・ただしガンは関連がなかった。

・この関連は人種、年齢、喫煙、肥満に依らなかった。


睡眠不足や寝過ぎは、脳卒中を含む心血管系疾患の死亡リスクを高めることがわかった、

というおはなし。



2013年7月6日

脳卒中患者の栄養失調は病院の食事が美味しくないせいなのか


Malnutrition and Risk of Malnutrition in Patients With Stroke: Prevalence During Hospital Stay.
2013  7月  オランダ

脳卒中患者の入院中の栄養不良がどの程度あるのか調べてみたそうな。


73人の急性期脳卒中患者について栄養状態を調査した。
このうち23人は入院日から10日後までの栄養状況を知ることができた。


次のようになった。

・入院時、9%が栄養良好でなかった。

・10日後、26%が栄養不良、39%が栄養良好でない状態だった。

・つまり入院10日間で、栄養上の危険状態にある患者の割合が9%→65%に激増した。



脳卒中患者は最初の10日間で栄養状態が急激に悪くなる可能性が高い、


というおはなし。




感想:

最初の3日間くらいはなにも食べなかった気がする。

点滴のおかげでお腹が空かないし喉も渇かない。


そのあとの病院食が恐ろしくマズくて、お腹が空いているのに残したくなるほどだった。

だからこの調査結果には妙に納得。
welcome ー>ブログランキング・にほんブログ村へ
pv

過去7日間の人気記事10

回復と予防のヒント100記事(2017年1月までのぶん)

脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった

口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明

脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ

刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明

高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』