Stroke Knowledge: A Nationwide, Internet-based Survey of 11,121 Inhabitants in Japan.
2013 3月 日本
日本人の脳卒中理解度をネットで調べてみたそうな。
平均年齢44.8、11121人から回答を得ることができた。
解析の結果、次のようになった。
・10.3%は脳卒中をよく理解していると答えた。
・33.8%は脳卒中について調べたことがあった。
・情報源はテレビ85.2%、新聞34.1%だった。
・90%ほどが、言葉のもつれ、半身麻痺を脳卒中の症状と理解していた。
・しかし脳卒中を判定できる自信のある人は2.3%にとどまった。
・脳卒中が起きたら67.0%が救急車を呼ぶと答えた。
・脳卒中の症状や危険因子、患者を看た経験のある人ほど救急車を呼ぶためらいはなかった。
脳卒中への理解度が必ずしも十分でないことがわかった、
というおはなし。
感想:
最近はこう考えるようになった。
→
脳卒中の症状を示す人が昏睡しているのでなければ、
1分1秒を争って病院に行くメリットはない。
けど、救急車で入院したほうが待遇は良さそうなので、
仕事の片付けや、着替えなどの準備を整えてから、
余裕をもって119番すべし、って。