Relationship between lower limp muscle strength and 6-minute walk test performance in stroke patients.
2012 10月 フランス
脳卒中患者の下肢の筋力や痙縮が、歩行能力に与える影響を調べてみたそうな。
男女12人ずつの脳卒中患者について、
・下肢の筋力テストと痙縮の程度を測定した。
・次に6分間歩行テストを行い、
・その間の心拍数を記録した。
筋力テストの結果が高い者と低い者に分類し、
6分間歩行テストの結果との関連を解析した。
次のようになった。
・6分間に歩行できた距離と、下肢筋力との間には強い関連があった。
・痙縮の程度や心拍数と 6分間歩行距離との関連は見られなかった。
下肢筋力を鍛えれば歩行能力が向上するのかも知れない、
というおはなし。
感想:
リハビリ病院に移ったその日に、
リハ医が 脚に力がどの程度入るのか
調べていたのを思い出した。
これが後にも先にもリハ医が関心を示してくれた唯一の機会だった。