Therapeutic Potential of Human Induced Pluripotent Stem Cells in Experimental Stroke.
2012 10月 韓国
脳梗塞の治療法は非常に限られている。
動物実験では神経幹細胞治療が
神経症状の改善に役立つとされている。
そこで、今注目のiPS細胞を使って早速、実験してみた。
ヒトの体細胞からiPS細胞を作り、
それをさらに神経幹細胞に誘導した。
これを人為的に脳梗塞にしたネズミの梗塞領域に移植したところ、
・壊死した領域を補うように、周囲の組織と馴染んで定着した。
・炎症反応や、グリオーシス、細胞壊死が減り、
・神経組織の再生が促された。
iPS細胞から作った神経幹細胞が
脳梗塞の治療に有効であることがわかった、
というおはなし。
感想:
この実験で ものすごく賢いネズミができそうな気がした。
iPS細胞