Is walking faster or walking farther more important to persons with chronic stroke?
2012 10月 アメリカ
歩行リハビリはスピード重視にするべきか、
距離重視にするべきか、患者の意見を調べたそうな。
77人の慢性期脳卒中患者についてアンケートと歩行能力の調査を行った。
次のようになった。
・76%の患者は自由に外出するためには 歩行"距離" が重要であると答えた。
・18%の患者は 歩行"スピード" が重要、と考えていた。
・両グループで歩行能力に違いはなかった。
・"スピード" 重視の理由は、1)スピード=歩行能力が高いから、
2)目的地にすぐに着くから、だった。
・"距離" 重視の理由は、1)家事や地域活動に携われるから、
2)のんびり遠くまで行けるから、3)持久力がつくから、だった。
歩行能力についての考え方は人によって違うので
ちゃんと訊いてリハビリに反映させたいものである、
というおはなし。
感想:
わたしはスピード派。
全力疾走に挑戦中。