Motor imagery practice for improving sit to stand and reaching to grasp in individuals with poststroke hemiparesis.
2012 7月 イスラエル
運動イメージトレーニングが脳卒中リハビリに与える影響
について調べてみたそうな。
13人の慢性期脳卒中片麻痺患者について、
2グループに分けて、それぞれ
・座位から立位への動作
・手を伸ばして物をつかむ動作
のイメージトレーニングを15分間、週に3回×4週間行った。
そののち、
グループ間でトレーニング内容を入れ替えて 再度、4週間イメトレした。
これらイメージトレーニング前後での各動作に要する時間、速度 等を計測した。
結果は、
運動イメージトレーニングにより、
・起立動作にかかる時間が著しく短縮した。
・両足間の体重分布には変化がなかった。
・到達把持の平均、最大速度が大きく向上した。
慢性期脳卒中患者の運動イメージトレーニングは
実際の動作に良い影響を与えることがわかった、
というおはなし。