Pharmaceutical sponsorship bias influences thrombolytic literature in acute ischemic stroke.
2011 11月 アメリカ
脳梗塞の血栓溶解療法の効果には未だ疑問が多い。
効果を謳う研究成果に製薬会社の意向が
反映されている可能性について調べてみたそうな。
血栓溶解療法について最もよく引用されている論文を
20件選んでその研究資金提供元を調査した。
その結果、
17件(85%)の研究が
製薬会社からの資金提供を受けていたり、
その社員を共同研究者として雇っている
ことがわかった。
脳卒中後の血栓溶解療法を薦める論文の
ほとんどは製薬会社の御用学者様によって
書かれているので、
資金的に独立した ちゃんとした研究を
そのうちしなればいけませんね、
というおはなし。
感想:
脳卒中になったら万難を排してすぐに病院に行け、
の主な根拠がこの血栓溶解療法だから、
この効果が怪しいとなると、
脳卒中になっても、
ゆっくりとお茶でも飲んで
着替えや歯ブラシ、タオルなどを
カバンに詰めてから病院にゆけば良いことになる。
朗報だね。