元
Association Between Blood Pressure Variability and Cerebral Small-Vessel Disease- A Systematic Review and Meta-Analysis
2019 12月 オーストラリア
脳小血管病(cerebral small vessel disease:CSVD)は脳の白質病変、ラクナ病変、微小脳出血などを指し断層画像から診断される。
CSVDは脳卒中、認知症、うつ、死亡リスクと関連が深いとされ、その原因として高血圧が考えられている。
しかし高血圧治療のCSVDへの効果についてはおおくの調査があるものの、一致した結論は得られていない。
さいきん、血圧変動性(blood pressure variability:BPV)が脳の自己調節機能や低灌流状態を反映し、脳卒中と関連するという報告が増えている。
そこでCSVDとBPVとの関連について、これまでの研究のメタアナリシスからしらべてみたそうな。