元
Comparative effects of plant oils and trans-fat on blood lipid profiles and ischemic stroke in rats.
2017 8月 韓国
動物性の飽和脂肪酸にくらべて植物油におおい不飽和脂肪酸は心血管疾患によいと考えられてきた。
ところが数ある植物油(菜種油、大豆油、とうもろこし油、オリーブ油、シソ油)のなかでもαリノレン酸を多く含むシソ油以外はすべて 「脳出血」の発生をうながすと指摘されるようにもなった。
こんかいは「脳梗塞」との関連を実験でたしかめてみたそうな。
シソ油、菜種油、ごま油、ショートニング(トランス脂肪酸)を含む餌を2週間食べさせたネズミを人為的に脳梗塞にして、その後も同じ食事を3週間続けて 梗塞のおおきさや運動機能をしらべたところ、
次のようになった。
・シソ油以外のグループはすべて体脂肪と体重が増加した。
・ごま油とショートニンググループはコレステロールと中性脂肪が上昇したがシソ油グループでは低下した。
・シソ油グループは梗塞体積がいちばん小さかったばかりか歩行機能とロータロッドテストの結果がもっともすぐれていた。
シソ油にはほかの植物油にくらべて肥満を防ぎ かつ脳梗塞の回復を促す効果が期待できる。シソ油を積極的に使うべきである、
というおはなし。
感想:
植物油の毒性問題はかなり深刻そうなんだよね、、唯一の例外であるシソ油(エゴマ油とも言う)は価格が菜種(キャノーラ)油の10倍以上で手がでない。
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