元
Decreased Serum Bilirubin Is Associated With Silent Cerebral Infarction.
2013 12月 中国
無症候性脳梗塞はやがてTIAや脳卒中のきっかけになると言われている。
一方、脳卒中などでは血中総ビリルビンが低下することもわかっている。
そこで、無症候性脳梗塞と総ビリルビンとの関連を調べてみたそうな。
2865人について調べたところ、
次のようになった。
・無症候性脳梗塞がある者は総ビリルビン値が低かった。
・逆に、総ビリルビン値の低い者には無症候性脳梗塞が多く見られた。
・総ビリルビン値と脈波伝搬速度(動脈硬化の指標)との強い関連が見られた。
・総ビリルビン値が高いと無症候性脳梗塞のリスクが低下した。
総ビリルビン値が無症候性脳梗塞のリスク判定に役立つかもしれない、
というおはなし。
感想:
血液検査をすると、この値が妙に高いので関心を持った。