元
Trends in the Incidence and Survival of Intracerebral Hemorrhage by its Location in a Japanese Community.
2013 11月 日本
脳内出血の日本での発症数と発症部位の傾向を調べてみたそうな。
久山町住民を対象に行った3回の追跡調査の結果を解析したところ、
1回目:1961- (1618人)
2回目:1974- (2038人)
3回目:1988- (2637人)
次のようになった。
・各調査は13年間フォローされた。
・1回目→2回目にかけて脳内出血件数は大きく減少した。
・60-69歳での被殻出血は減少傾向にあるものの、
・視床出血は70歳以上で急増した。
・危険要因である高血圧と飲酒の割合はおおきく減少した。
高血圧とアルコール対策によって脳内出血者は一時期減少傾向にあったが、高齢者の視床出血の急増により相殺されてしまった、
というおはなし。
Putamenが被殻、Thalamusが視床出血
感想:
視床出血の増加は高齢者が長生きするようになったのが理由かな。
ちなみに自分は被殻出血だった。