Neurorehabilitation splinting: Theory and principles of clinical use.
2011 1月 オーストラリア
脳卒中後の上肢装具(固定具)使用の現状と
その根拠の妥当性について再検証してみたそうな。
一般に、上肢装具は痙縮を軽減し拘縮を防ぐとされている。
ところが、
過去の研究を再調査すると、
手首の固定位置に関わらず上肢装具を一晩中着けている
ことによる痙縮軽減効果は無く、
そして
当然のことながら運動機能の改善効果もまったく見られないことがわかった。
将来の痙縮拘縮の可能性にビビって腕を固定してしまうのではなく、
筋肉の動きを いま、どう改善するかに注意を向けた方がいいんじゃない?
という内容。
たぶんこういうものを指していると思う
花粉ハジマタ