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2024年10月22日

筋力トレーニングで脳卒中リハビリが劇的に改善する理由とは!

2024  10月  カナダ


脳卒中からの回復において、リハビリテーションは非常に重要である。

特に筋力トレーニングがどの程度回復に役立つかは多くの脳卒中経験者にとって関心の高いテーマである。

そこで、筋力トレーニングが脳卒中からの回復に与える影響を、歩行能力やバランス、機能的な移動能力などをふくめ体系的にくわしくしらべてみたそうな。

2023年6月27日

奇跡のリハビリ:麻痺のない足が麻痺した足を救う!

2023  6月  アメリカ


クロスエデュケーションは、左右いずれかの肢の筋力や技能トレーニングがもういっぽうの肢にも向上効果をもたらす現象であり健常者でよく研究されている。

また、運動トレーニングのまえに準備運動(プライミング)をおこなうことで、運動皮質興奮性が高まりその後のトレーニング効果が向上することがわかっている。

脳卒中におけるプライミング研究のおおくは「大脳半球間競合モデル」に基づいており、病側M1(一次運動野)を促進し、非病側M1を抑制することを目指す。

とくにクロスエデュケーションに伴うこれらM1の変化はクロスアクティベーション(cross-activation)とも呼ばれている。

そこで、重度脳卒中患者での非麻痺側下肢の訓練が麻痺側下肢の筋力や反応時間、脳皮質の興奮性にどのような影響を与えるものか、くわしくしらべてみたそうな。

2023年2月28日

痙縮の理学療法の質 アンブレラレビュー

2023  2月  アメリカ


脳卒中後の痙縮にかんする理学療法にはおおくの種類があり、システマチックレビューも増えている。

そこで、質の高いエビデンスを見極めるべく、システマチックレビューのシステマチックレビューであるアンブレラレビューをこころみたそうな。

2022年10月22日

健常側を筋力トレーニングする理由

2022  10月  中国


脳卒中患者では非麻痺側にも筋力の低下が生じているという報告がすくなくない。

また、非麻痺側のトレーニングが麻痺側に「転移」する現象クロスエデュケーションも報告されている。

そこで非麻痺側の筋力トレーニングが運動機能におよぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。

2022年9月19日

クレアチンサプリで遠くまで歩けるゾ

2022  8月  カナダ


クレアチンのサプリメントと筋力トレーニングが、高齢者の筋肉量、筋力、運動能力の改善になるとするメタアナリシスがある。

さらにクレアチンサプリメントで不安やうつの改善を示す報告もある。

そこで脳卒中患者についてのクレアチンサプリメントと筋力トレーニングの効果をくわしくしらべてみたそうな。

2022年2月11日

電気 振動 鍼の脳卒中クロスエデュケーション効果

2022  2月  オーストラリア


体の片側での運動トレーニングのあとに、トレーニングしていないもういっぽうの側の筋力やスキルが向上することを、「クロスエデュケーション」と呼ぶ。

これは1回の運動刺激によっても観察されるので、筋肉量の増加ではなく中枢神経系に由来する効果と考えられている。

クロスエデュケーションのエビデンスのおおくは、随意運動によるものであるが、末梢神経の電気刺激や振動刺激、鍼刺激によってもクロスエデュケーション効果が報告されている。

そこで、これら3種類の末梢神経刺激によるクロスエデュケーション研究の量や規模をしらべるべく、スコーピングレビューをこころみたそうな。

2020年10月29日

ボバース療法を選ぶ理由

2020  10月  オーストラリア


脳卒中患者へのボバース療法、とくに成人下肢への効果についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年7月4日

上肢ロボットリハビリ全種類効果なし

2020  6月  ドイツ


さまざまな種類のロボット支援上肢トレーニングの効果を、各種類の直接的な比較のみではなく間接的に得られる結果についても評価できる「ネットワーク・メタアナリシス」の手法をつかって検証してみたそうな。

2020年5月1日

nature.com:運動イメージ+歩行訓練のRCT


A randomized controlled trial of motor imagery combined with structured progressive circuit class therapy on gait in stroke survivors
2020  4月  タイ

脳卒中経験者の歩行は、脚の運びに時間を要し 速度も歩調もおそい。また33-55%には時空間的にあきらかな非対称性がみられるという。

運動イメージ訓練(MI:Motor Imagery)はこれまで上肢機能への応用がおおくなされてきたが下肢機能についてのそれは少ない。

そこで、運動イメージ訓練と下肢のトレーニング Structure Progressive Circuit Class Training (SPCCT) を組み合わせたときの効果を検証してみたそうな。

2019年10月6日

エアロバイク訓練の効果 メタアナリシス


Effects of aerobic exercise using cycle ergometry on balance and functional capacity in post-stroke patients- a systematic review and meta-analysis of randomised clinical trials
2019  10月  ブラジル

脳卒中患者の有酸素運動は心身の機能を維持するうえで効果的と考えられている。

とくに自転車エルゴメータを用いたそれ(エアロバイク)は筋力 体幹コントロール 歩行スピード バランス能力を改善するとされている。

これを確かめるべく、いままでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2019年7月6日

クロスエデュケーション+ミラーセラピーで背屈筋アップ


Unilateral dorsiflexor strengthening with mirror therapy to improve motor function after stroke- A pilot randomized study
2019  7月  アイルランド

クロスエデュケーションは片側の手脚を鍛えると もう片方の手脚にも筋力増強効果が現れる現象で、脳卒中患者の下肢では30%を超える背屈筋力向上の報告もある。

いっぽうミラーセラピーではミラーニューロンシステムの活性化により両側の一次運動野の働きが強化され、さらに鏡像による感覚フィードバックは脳半球抑制バランスを改善するという。

これまでクロスエデュケーションとミラーセラピーを組み合わせた研究は少ないので、下肢についてその効果をくわしくしらべてみたそうな。



平均年齢62の慢性期の脳卒中経験者35人について、
クロスエデュケーションのみ、と
クロスエデュケーション+ミラーセラピー、の2グループにわけた。

非麻痺足首の背屈筋アイソメトリックトレーニングを週3回x4週間おこなった。

最大随意筋力 MVC、
歩行速度 10-m walk test,
timed up and go (TUG),
Modified Ashworth Scale (MAS),
London Handicap Scale (LHS)
をトレーニング前後で測定したところ、



次のようになった。
・31人が訓練を完遂し、有害事象はなかった。

・クロスエデュケーション+ミラーセラピーグループで、歩行速度のあきらかな向上(0.09m/s)がみられた。

・歩行速度を除いていずれの項目もグループ間での有意な差はなかった。

クロスエデュケーションにミラーセラピーを組み合わせた訓練は、麻痺側の訓練がむつかしい患者の運動機能を改善できるかもしれない


というおはなし。

図:ミラーセラピーとクロスエデュケーション



感想:

効果のほどはそれほどではないにしても、麻痺側をひたすら訓練させるような考え方にくらべたらずっと好感がもてる。
ミラーセラピーは両側性転移を促す

ミラー訓練がクロスエデュケーションを強化する...

上肢ミラーセラピーの効果的なやり方

2019年3月20日

慢性期に効く「豆乳リハビリ」とは


Soymilk ingestion immediately after therapeutic exercise enhances rehabilitation outcomes in chronic stroke patients- A randomized controlled trial
2019  3月  台湾

慢性期の脳卒中患者の30-60%はリハビリをいくらがんばっても運動機能がまったく改善しないという。さらに筋肉の萎縮もすすむ。

いっぱんに身体トレーニングとタンパク質の摂取を組み合わせることで筋力と筋肉量を増強できることが知られている。

大豆由来のタンパク質は安価で高品質である。とくに豆乳はアジアでポピュラーでコレステロールフリーしかも種類豊富でコンビニでも手に入る。

そこで理学療法の直後に豆乳を飲むトレーニングセットを8週間続けたときの効果をくわしくしらべてみたそうな。



慢性期の脳卒中で自立歩行のできる外来患者22人を2グループにわけて、
いっぽうには訓練直後に豆乳を他方には水をそれぞれ500mlを2回に分けてあたえた。

理学療法訓練は1回120分x週3回x8週間 継続した。

この前後での筋肉量、身体パフォーマンス(short physical performance battery:SPPB)、歩行速度、筋肉量あたりの歩行パフォーマンス(8-fts walking performance per unit lean mass:WPPULM)、握力、6分間歩行距離
を測定したところ、



次のようになった。

・8週間のリハビリ訓練で両グループともに機能改善があった。

・とくに豆乳グループでは握力、歩行速度、筋肉量あたりの歩行速度、歩行耐久能 が水グループよりもあきらかにすぐれていた。

・しかし身体パフォーマンスと筋肉量に有意な差はなかった。

リハビリ訓練だけではなく、その直後に豆乳を飲むことで 歩行速度、耐久能、握力、筋肉機能のあきらかな改善が慢性期患者に見られた


というおはなし。

図:豆乳療法と慢性期脳卒中



感想:

うえのグラフみると豆乳パワーすごい。

でも豆乳はそんなに安くないし まめ臭い。湯豆腐ならいける。


メモ:
かきにあたった。つらい。

2019年1月21日

2週間の加圧トレーニングで歩行速度up


Two Weeks of Ischemic Conditioning Improves Walking Speed and Reduces Neuromuscular Fatigability in Chronic Stroke Survivors
2019  1月  アメリカ

脳卒中患者の20-25%は介助なしには歩くことができない。リハビリをおこなっても歩行速度がほんの少しあがる程度である。

この状況を改善する方法として「虚血コンディショニング」が話題にのぼるようになった。

虚血コンディショニングは1986年に虚血臓器の保護目的で考え出されたもので、のちに心血管保護効果があきらかになり、さらに手脚の筋肉パフォーマンスを改善する効果が「加圧トレーニング」として注目された。

そのメカニズムはよくわかっておらず、脳卒中の手脚の麻痺への応用はまだほとんどない。

また心血管への虚血コンディショニングの経験から、有効なタイムウィンドウに短期(-12時間)と長期(24-72時間)があることがわかっている。

そこで脳卒中の麻痺脚への虚血コンディショニングを、短期効果はすでに確認済みなので、長期におこなったときに歩行能力が改善するものか実験してみたそうな。

2018年2月21日

1回の虚血コンディショニングで麻痺脚の筋力アップ


Ischemic Conditioning Increases Strength and Volitional Activation of Paretic Muscle in Chronic Stroke: A Pilot Study.
2018  2月  アメリカ

腕や脚に圧力をかけて一時的に血流を止める「虚血コンディショニング」は健康な人の筋力や機能を改善するために用いられることがおおいが、神経症状の改善効果については未だよくわかっていない。

そこで慢性期の脳卒中患者について1回の虚血コンディショニングが膝の伸筋力にどのような変化をもたらすものか実験してみたそうな。


発症から1年以上経つ脳卒中片麻痺患者10人を2グループにわけた。

虚血コンディショニングは大腿に巻いたカフで225mmHgの圧力で5分間締め付け5分間解放のサイクルを5回行った。

比較グループはカフ圧を25mmHgとした。

膝伸筋トルクと筋電強度を測定したところ、


次のようになった。
・虚血コンディショニングによって麻痺脚のトルクが10.6Nm強くなったが、

・比較グループではあきらかな違いが生じなかった。

・虚血コンディショニングで最大筋力時の筋電強度が31%強くなり、

・運動に必要な筋電しきい値レベルは5%低下した。

・麻痺のつよかった患者ほど筋力の改善効果は大きかった。

たった1回の虚血コンディショニングで慢性期脳卒中患者の麻痺脚の筋肉活動が改善し筋力が強くなった、


というおはなし。
図:虚血コンディショニング

感想:

なぜか「加圧トレーニング」をイメージしてしまうのは加圧関連団体のマーケティング成果にちがいない。

[虚血 コンディショニング]の関連記事

2017年9月24日

脳卒中後の運動と認知機能


Effects of Physical Activity on Poststroke Cognitive Function.
2017  9月  オーストラリア

脳卒中後の身体活動トレーニングには 認知機能の維持 回復の効果が期待できる。実際 すくなからぬ数の研究がそれをサポートするデータを示している。

これらの研究をまとめて効果的なトレーニングの種類、期間、時期、認知機能的側面についてしらべてみたそうな。


関係するランダム化比較試験を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・被験者736人を含む14の研究がみつかった。

・ぜんたいとして身体活動トレーニングは脳卒中患者の認知パフォーマンスに良い影響があった。

・エアロビック(有酸素運動)と筋力負荷トレーニングを組み合わせたときにもっとも認知ゲインが大きく、

・慢性期患者であっても認知パフォーマンスの改善が得られた。

・注意力と処理速度で強くはないが明らかな効果が見られたいっぽう、

・実行機能や作業記憶では有意な効果は確認できなかった。

脳卒中後の身体活動トレーニングで認知パフォーマンスが強化された。この効果は12週間ほどで現れ 複数トレーニングの組み合わせで最大化し、慢性期の患者にも効果的だった、


というおはなし。
図:脳卒中後の身体活動トレーニングの認知パフォーマンス効果

感想:

慢性期でもOKってところがやる気にさせる。

2016年12月18日

片麻痺の筋トレで増える筋肉の種類は、、


Effects of high-intensity physical training on muscle fiber characteristics in post-stroke patients.
2016  12月  デンマーク

脳卒中経験者は身体トレーニングを集中的に行うことで筋力や歩行スピードを改善することができる。

このときの筋肉変化を細胞レベルで調べてみたそうな。


脳卒中で片麻痺の外来患者を筋力トレーニングと体重支持トレッドミルの3ヶ月間のプログラムに参加させた。
両脚の外側広筋から組織サンプルを採取して筋繊維のサイズ、種類、毛細血管化を1年後までフォローしたところ、

2016年8月10日

下肢の筋トレ効果を若年 高齢で比べてみた


The Effects of POWER Training in Young and Older Adults after Stroke.
2016  8月  アメリカ

脳卒中経験者は歩行が遅い。

そこで、下肢筋力トレの効果を若年者と高齢者で比べてみたそうな。


慢性期の脳卒中患者16人(40歳未満の6人と60歳より上の10人)について、レッグプレス、カーフレイズ、ジャンプなどの筋トレを24日ぶん行ったところ、


次のことがわかった。

・若年、高齢の両グループで麻痺脚、非麻痺脚ともに膝の伸展筋力が大きく向上した。

・若年グループで快適歩行速度がおおきく向上した。

・快適歩行速度は若年、高齢グループともに両脚の筋力と強く関連していた。

若年脳卒中経験者は歩行速度の改善が目的であれば筋力トレーニングが非常に効果的である、


というおはなし。

図:快適歩行スピードと麻痺足筋力


感想:

スクワットとかかと上げは毎日欠かさない。

2016年8月8日

脳卒中経験者への体力トレーニングの効果について


Physical Fitness Training for Patients With Stroke
2016  8月  イギリス

脳卒中経験者の心肺持久力、筋骨格系能力は低い。

そこで、体力トレーニングの効果を調べてみたそうな。


体力トレーニングと歩行パフォーマンスに関する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・体力トレーニングの種類は 心肺トレーニング、筋力トレーニング、両者のミックストレーニングの3つに分類できた。

・心肺トレーニングがもっとも効果が大きく、歩行スピードと持久力がほどほどに改善した。

・次いでミックストレーニングでバランス能力が少し改善した。

・筋力トレーニングのみでは統計学的有意な改善は確認できなかった。

・いずれのトレーニングも深刻な有害事象はなかった。

・QOLや認知機能への影響についてはデータが少なく結論がでなかった。

脳卒中経験者への心肺トレーニングまたは筋力トレーニングとの組み合わせは 移動能力やバランス機能の改善にいくらか効果があった、


というおはなし。

図:脳卒中患者への体力トレーニング


感想:

さいきん、筋トレあとのひどい耳鳴りが完全に消えたので次のレベルへの可能性を感じている。

2016年1月18日

ミラー訓練がクロスエデュケーションを強化する...


Mirror Training Augments the Cross-education of Strength and Affects Inhibitory Paths.
2016  1月  オランダ

左右一方の手を筋力トレーニングすると反対側の手の筋力も増加する いわゆるクロスエデュケーションは 効果がそれほど強くない。

そこで訓練手を鏡に映し観察させた場合、クロスエデュケーション効果に違いがあるか調べてみたそうな。


健常者をミラーグループ11人と非ミラーグループ12人分けて、
右手首を最大筋力の80%で曲げる訓練を3週間施した。
ミラーグループには鏡像を観察しながら訓練させた。

その後の左手首の最大屈筋力と運動野との誘発電位を測定したところ、


次のようになった。

・両グループともに右手首の筋力は72%増強した。

・クロスエデュケーション効果である左手首の筋力は、ミラーグループで61%、非ミラーグループでは34%強くなった。

・運動誘発電位の静止時間はミラーグループで15%減少し、非ミラーグループでは12%増えた。

・脳半球間抑制度はミラーグループで11%増加、非ミラーグループで15%減少した。

鏡を使って訓練中の動作を観察するとクロスエデュケーションが強化される。脳卒中患者のリハビリに応用できるかもしれない


というおはなし。

図:クロスエデュケーション

感想:

これ↓思い出した。
上肢ミラーセラピーの効果的なやり方

2015年6月17日

健側の手首を筋トレしたら麻痺手がグイグイ動くようになった


High-Intensity, Unilateral Resistance Training of a Non-Paretic Muscle Group Increases Active Range of Motion in a Severely Paretic Upper Extremity Muscle Group after Stroke.
2015  5月  アメリカ
脳卒中で麻痺がひどいとリハビリがむつかしい。

そこで、麻痺していない方の手を訓練するとその効果が麻痺手に伝わる "クロスエデュケーション効果" を利用したリハビリを検証してみたそうな。


発症4ヶ月以上の脳卒中片麻痺患者6人と健常者7人について、

麻痺していない手首の伸筋を高負荷で鍛える訓練を4週間、計16セッション行った。

訓練前後での 麻痺手(または訓練していない手)の最大筋力と関節可動域を測定した。

TMSを使って皮質脊髄路の興奮性変化も測定した。


次のようになった。

・訓練後、健常者の訓練していない手首の筋力および関節可動域が向上した。

・同様に脳卒中患者の麻痺手の筋力および関節可動域も明らかに改善した。

・健常者の皮質脊髄路の興奮性は変わらなかった。

・脳卒中患者の随意筋運動度は向上し、

・訓練前にはなかった運動誘発電位が確認できた。


脳卒中患者の麻痺していない方の手をしっかりと鍛えることで、麻痺した手の筋肉を動かし力を絞り出す能力を改善できるにちがいない、


というおはなし。
筋力トレーニング

感想:

なんか夢のような話なんだけど、

そういえばこんなの↓も あったよなぁ、、
麻痺上肢の痙縮を簡単に改善する方法を日本の研究者が発見!


[クロスエデュケーション OR 両側性転移]の関連記事
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