Interventions for disorders of eye movement in patients with stroke.
2011 10月 イギリス
眼球運動障害は脳卒中患者のおよそ70%に見られる。
この障害により眼球の位置が定まらず、適切に物を見ることができなくなる。
例えば、物の奥行きや位置感覚が鈍り、本を読んだり細かい作業がしにくくなる。
その結果、リハビリにも良くない影響が出てくる。
脳卒中後の眼球運動障害の治療法についての過去の研究を
洗い出してみたそうな。
その結果、
参考になりそうな研究成果が2件、見つかった。
しかしこれらは薬を使った治療法の研究で、
しかも脳卒中被験者数が5人しかいなかった。
脳卒中後の眼球運動障害の治療法として
有効そうな方法はみつからなかった、
今後の研究が期待される、
といったおはなし。
感想:
自分や他人の経験に照らしてみて、脳卒中のあとの視力低下や複視などの問題についてお医者さんに相談しても 軽くスルーされる。
治してくれるとは期待していないけど、話しても相槌すら打ってもらえないのは 寂しい限り。
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