元2024 10月 アメリカ
~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!
2024年11月1日
がんばりすぎは逆効果!?脳卒中リハビリにおける『休息』の驚異的パワー
2024年10月15日
30時間のリハビリが奇跡を生む!脳卒中後の上肢回復に必要な条件とは?
元2024 8月 イタリア
2023年12月12日
下肢装具3時間が脳に与える衝撃的な影響!
元2023 12月 日本
2023年11月29日
シータ刺激が脳卒中回復を変える?驚きの研究結果!
元2023 11月 アメリカ
2023年11月22日
40Hzガンマ刺激が脳卒中患者の神経を救う
元2023 11月 中国
2023年9月14日
高齢でも復活!脳卒中と環境エンリッチメント
元2023 9月 中国
2022年11月11日
Stroke誌:脳由来神経栄養因子がふえる運動
元2022 11月 オーストラリア
2022年2月6日
脳の低周波ゆらぎからみた基底核梗塞
元2022 1月 中国
2021年11月25日
脳梗塞への運動介入とエクソソーム
元2021 10月 中国
2021年3月27日
nature.com:機能的結合性と脳梗塞の運動回復
元2021 3月 中国
2021年3月21日
脳梗塞まわりのガンマ波の低下と神経可塑性
元2021 3月 フランス
2021年2月8日
脳卒中を治療するひかりガンマ周波数刺激
元2021 2月 カナダ
2020年7月7日
刺激豊富な環境による白質再編の仕組み
元2020 6月 中国
2020年5月6日
Stroke誌:デルタ脳波は回復のあかし
元
Low-Frequency Oscillations Are a Biomarker of Injury and Recovery After Stroke
2020 4月 アメリカ
脳卒中後の運動機能の障害程度は、梗塞の大きさや皮質脊髄路への損傷の大きさをみると予想がつく。
さらに最近の研究では脳波の低周波成分(デルタ周波数)が脳の損傷を反映すると同時に、正常時の活動にも特徴的に見られるという。
そこで デルタ周波数帯の脳波と、脳卒中後の脳の損傷程度と運動機能回復との関連についてくわしくしらべてみたそうな。
2020年3月6日
アチアチひんやり療法の脳活動
元
Immediate effects of noxious and innocuous thermal stimulation on brain activation in patients with stroke
2020 2月 台湾
温熱刺激(thermal stimulation)はシンプルかつ実用的治療手段として脳卒中リハビリにも用いられている。
痛いくらい(noxious)の温熱刺激が健常者の前運動野に可塑的変化をもたらすという報告がある。
これを脳卒中患者についても確認するべく比較実験をこころみたそうな。
2020年2月1日
脳組織を再生するに適した運動強度
元
Different exercises can modulate the differentiation-maturation of neural stem-progenitor cells after photochemically induced focal cerebral infarction
2020 1月 日本
脳卒中後の運動は脳の可塑性をうながし機能の再編をすすめると考えられている。
また脳のなかには脳室下帯(subventricular zone)に代表される位置で神経新生がおこなわれている。
脳虚血がきっかけで神経新生がすすむことがわかっているが、運動の種類が新生した神経細胞の成熟へどう影響するのかはあきらかになっていないので実験してみたそうな。
2019年12月10日
ガンマ同調性と脳卒中からの機能回復
元
Cortical gamma-synchrony measured with magnetoencephalography is a marker of clinical status and predicts clinical outcome in stroke survivors
2019 11月 イタリア
脳卒中経験者の長期的な回復可能性を知る方法が求められている。梗塞の位置や体積はかならずしも予後を反映していない。
さいきんでは皮質の同調性やネットワーク結合性が機能回復のマーカーになりうると期待されている。
皮質のガンマ(>30ヘルツ)同調性はその1つで、情報処理機能の鍵になる特性とされ統合失調症や脳卒中 てんかん患者でこれが障害されることがわかっている。
さらにガンマ同調性は興奮性のグルタミン酸ニューロンと抑制性のGABAニューロンとのバランスおよび パルブアルブミンニューロンの神経可塑性調節能も反映すると考えられている。
そこで脳卒中患者のリハビリテーション前後の回復過程でのガンマ同調性をMEG(脳磁図)をつかってくわしくしらべてみたそうな。
2019年10月25日
麻痺上肢をうごかす運動準備低周波振動とは
元脳卒中による上肢の麻痺はながく続き 効果的な治療法はまだない。
Low-Frequency Brain Oscillations Track Motor Recovery in Human Stroke
2019 10月 アメリカ
運動をおこすタイミングの直前から発生するデルタ波やシータ波は、脳波の運動準備低周波振動(Movement preparatory low-frequency oscillations:LFOs)と呼ばれ脳刺激療法のターゲットとして注目されている。
動物実験ではLFOsと上肢運動機能との関連や、脳への低周波数の電気刺激による運動精度との関連が示されているが人での関連はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。
2019年5月9日
nature.com:手脚のリハビリで対側の前頭前野がんばる
元
Limb linkage rehabilitation training-related changes in cortical activation and effective connectivity after stroke- A functional near-infrared spectroscopy study
2019 4月 中国
脳卒中後のリハビリテーションで手脚の運動がもたらす脳皮質の回復メカニズムはよくわかっていない。脳の皮質活動はPETやMRIで観察することができるがこれら装置は患者のわずかな動きにも弱い。
近赤外線分光をつかった血流評価による脳皮質の機能測定は、高い時間分解能をもつため患者のうごきにつよく、運動課題をともなう測定が可能である。
得られたデータを解析する方法として「機能的結合:functional connectivity」がある。これは脳の異なる領域からの信号の同期の程度を評価するもので互いの結合の方向はわからない。
いっぽう「実効的結合:effective connectivity」では領域間の同期のみならず それらの方向や因果関係を推定することができる。
そこで脳卒中患者と健常者とで安静時および手脚の運動課題をあたえたときの脳皮質の活動を近赤外線分光で測定し、脳皮質間の実効的結合への影響をくわしくしらべてみたそうな。
2019年2月1日
がんばって手脚を動かしても効果がない理由
元
Frequency-specific functional connectivity related to the rehabilitation task of stroke patients
2019 1月 中国
脳卒中の片麻痺からの回復のためには手脚をうごかす訓練をおこなうことがもっとも効果的であると信じられている。
訓練と脳の可塑性により脳機能ネットワークが再編される。このとき脳皮質の各領域間で機能的に同期した低周期の活動パターンが観測できる。この同期の程度をもって「機能結合性」とし回復度が反映されると考えることができる。
そこで、リハビリ訓練がダイレクトに機能結合性に反映されるものか、MRIよりも周波数分解能の高い近赤外線センサーでくわしくしらべてみたそうな。
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