元
BE-FAST (Balance, Eyes, Face, Arm, Speech, Time)
2017 1月 アメリカ
脳梗塞の血栓溶解治療にてきした時間はとても短い。
脳卒中の発症に早く気づくためにFAST (Face, Arm, Speech, Time)アルゴリズムが考案された。
しかしFASTでは脳梗塞患者のおおくを取りこぼす可能性があるため、これに歩行バランス(Balance)と視覚症状(Eye)を加えた "BE-FAST" が提案されている。
この脳卒中発見率をくらべてみたそうな。
脳卒中患者736人の記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・入院時 14.1%にはFASTの症状はなく、
・そのうちの42%は歩行バランスの低下が、40%には視覚症状があり、70%にいずれかの症状があった。
・この2つの症状をFASTに加えた "BE-FAST"で選別しなおすと、あてはまらない患者は4.4%に減った。
脳卒中患者の14%はFASTで識別できなかった。歩行バランスと視覚症状を加えたBE-FASTにすると見逃し率が大きく減った、
というおはなし。
感想:
思い返すに、脳卒中と確信する6時間以上まえに 登りの階段でなんどもつまずいていた。こういう知識があればもっとはやく気づいてたかもね。
脳卒中のサインはFASTだけではなかった!