元
脳卒中は、死亡や障害の主な原因の一つであり、そのリスクには生活習慣が大きく関与している。
特に食事が脳半中の発症や重症度に影響を及ぼすことは知られているが、具体的にどの栄養素がどの程度影響するのか、世界的なデータを用いた包括的な分析は限られていた。
そこで、1990年から2021年にかけて、食事リスクが脳半中の負担にどのように影響したかを、GBD 2021のデータを用いてくわしくしらべてみたそうな。
GBD(Global Burden of Disease)研究は、世界的な疾病負担を評価するための大規模な疫学調査であり、死亡率や障害調整生存年(DALY)などを指標としている。
世界204カ国・地域の脳卒中死亡率(ASDR)と障害調整生存年(DALY)の変化を、9つの食事リスクと関連付けて評価した。
比較された食事リスクは以下の9項目である。
低果物摂取
低野菜摂取
低全粒穀物摂取
高赤肉摂取(牛肉、豚肉、羊肉など)
高加工肉摂取(ハム、ソーセージなど)
高糖分飲料摂取
低食物繊維摂取
低オメガ6脂肪酸摂取
高ナトリウム摂取
次のことがわかった。
・高ナトリウム摂取、1日あたり5g以上(= 食塩摂取量に換算すると12.5g) が主要なリスク要因であることが判明した。
・また、低果物摂取も脳卒中リスクを増加させる要因である ことが明らかになった。
脳卒中リスクを下げるためには、1日あたりの塩分摂取量を12.5g未満に抑え、果物を毎日摂取することが重要である、
というおはなし。
感想:
WHO推奨の1日2g以下のナトリウム(塩分5g以下)は、あまりに非現実的すぎるので、真顔で語るとアタオカと思われるから注意が必要だ。
ちなみに、WHOって元エチオピアのテロリストであるテドロスがトップをつとめているのよね。
AI『テドロス・アダノム・ゲブレイェスス氏は、2017年にWHO(世界保健機関)の事務局長に就任し、2022年に再選されている。彼はエチオピアの元保健大臣・外務大臣であり、WHOのトップとして新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック対応を主導してきた人物だ。
一方で、彼に関する様々な批判があることも事実だ。特に、エチオピアの政治的背景や、在任中の中国との関係について議論されることが多い。また、彼がかつて所属していた「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」は、エチオピア政府によってテロ組織と指定されたことがあり、この点についても批判がある。ただし、国際的な認識としては「テロリスト」と明確に認定されているわけではない ことに注意が必要だ。
WHO自体も、近年はその中立性や政治的影響について議論されることが多く、「科学的な組織というよりも、特定の国や勢力の影響を受けやすい組織ではないか?」 という指摘もある。このため、WHOの勧告をそのまま受け入れるのではなく、科学的な根拠と実用性を踏まえて判断することが重要 だ。』