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2024年9月16日

脳卒中患者は要注意!マイクロ・ナノプラスチックがもたらす隠れた脅威

2024  9月  イスラエル


プラスチックが日常生活に深く根付いている現代、プラスチック製品が破片化して生じる微小なプラスチック粒子、すなわちマイクロプラスチック(MP)とナノプラスチック(NP)は、地球環境だけでなく、私たちの健康にも大きな影響を及ぼすことが懸念されている。

特に、脳卒中経験者にとって、これらの粒子がどのように影響を与えるかを理解することは重要である。

2024年9月15日

くも膜下出血治療の闇! 鎮静剤で“同意”を奪われる患者たち

2024  9月  オーストラリア


くも膜下出血(aSAH)は脳卒中の一種で、動脈瘤が破裂することで起こる重篤な状態である。出血によるダメージが大きく、治療にはさまざまな方法が検討されてきた。

その中でも、「鎮静」は集中治療の一環として重要視されてきた。特に、再出血のリスクを減らし、遅発性脳虚血(DCI)と呼ばれる合併症を予防するために、早期の深い鎮静が推奨されることがある。

しかし、最新の研究によれば、こうした鎮静の使用が本当に有益であるかどうかには疑問が投げかけられているので、これまでの研究をくわしく見直してみたそうな。

2024年9月14日

振動で運動イメージを強化!錯覚で手の回復が加速する理由

2024  9月  日本


脳卒中後のリハビリテーションでは、運動機能の回復が重要である。特に、麻痺した手足の動きを取り戻すためには、反復的な運動トレーニングが効果的であるとされる。

近年、運動イメージ(MI: Motor Imagery)と呼ばれる方法が注目されている。MIとは、実際には動かさなくても、頭の中で運動をイメージすることで、運動神経を刺激し、回復を促進する手法である。

しかし、MIの効果は個人差が大きく、経験や年齢、脳卒中の影響などにより、運動イメージの鮮明度や効果が異なるという問題がある。

この課題を解決するために、振動誘発による錯覚運動(VIM: Vibration-Induced Illusory Movement)という新しいリハビリ手法が注目されている。

そこで、VIMの方法とその効果についてくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月13日

出血源が見つからない方が安全?アンギオ陰性くも膜下出血患者の驚きの事実!

2024  8月  オーストリア


くも膜下出血(SAH)は脳卒中の一部であり、高い罹患率と死亡率を伴う。

多くのSAH患者では動脈瘤が原因だが、約15%は初回の血管造影(DSA)で出血源が特定できない。

初回検査で出血源が見つからない場合、追加の検査で出血源を特定できるかどうかが診断上重要となる。

初回の血管造影で出血源が見つからなかったSAH患者に対し、再検査(DSAやMRI)の診断的価値および遅延した診断が患者の転帰に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月12日

脳卒中経験者の7人に1人を襲う「食料不安」の現実とは?

2024  8月  アメリカ


脳卒中後の回復には、多くの要素が影響を与える。食料不安もその一つである。

食料不安があると、栄養バランスが崩れやすく、安価でカロリーが高い加工食品への依存や、食べ物が手に入るときに過剰に食べる『どか食い』が起こりやすい。

このような食習慣は、血圧や血糖値のコントロールを困難にし、心血管リスクを高める可能性がある。

特に、収入が減少したり、身体的な障害が残ったりする脳卒中経験者にとって、食料を安定して手に入れることは大きな課題となる。

そこで、脳卒中外来クリニックに通院する患者を対象に、食料不安の有病率とその特性をくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月11日

脳卒中後の安静時心拍数86超えで再発リスク増大!驚きの研究結果

2024  9月  スイス


脳卒中後の回復や予後には、さまざまな要因が影響を与えるが、その中で「安静時心拍数(Resting Heart Rate, RHR)」が重要な指標であることが示されている。

特に、高い安静時心拍数(HRHR)は、交感神経の活動亢進や心理的・身体的ストレスの指標として知られており、心筋酸素消費の増加、血液粘度の上昇、炎症反応の増加といった複数の生理的影響を反映する。

これらの影響が重なることで、心血管イベントや死亡リスクが増加する可能性がある。

近年、若い女性における心血管リスクの増加が報告されており、特に脳卒中患者においても、女性は男性よりも高い安静時心拍数を持つ傾向があることが知られている。

これまでの研究では、女性の脳卒中患者の機能的予後が男性よりも悪いことが報告されている。

これらの背景を踏まえ、高い安静時心拍数(HRHR)が女性の脳卒中患者における予後にどのような影響を与えるのかくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月10日

口が不衛生な日本人は脳卒中リハビリで失敗する!?認知と身体機能への影響

2024  8月  日本


脳卒中後のリハビリテーションは、身体機能の回復だけでなく、認知機能の改善も重要である。

しかし、これまでの研究では、脳卒中後の患者の口腔(こうくう)健康が認知機能や身体機能に与える影響については十分に解明されていなかったのでくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月9日

アルコール依存の脳内出血患者に迫る悲劇:血腫拡大と機能障害リスクが倍増!

2024  9月  中国


脳内出血(ICH)は、脳卒中の一種であり、血管が破れて脳内に出血が起こる状態を指す。

この脳内出血において、アルコール使用障害(AUD)がある患者は、特に「血腫拡大」と「長期的な機能障害」のリスクが高いことが近年の研究で示されている。

AUDとは、いわゆる「アルコール依存症」や「アル中」とも呼ばれる状態を含むもので、アルコールの過剰摂取や依存によって健康や日常生活に支障をきたす症状を指す。

例えば、毎日のように飲酒しないと落ち着かない、飲酒を止められない、あるいは飲酒によって仕事や人間関係に問題が生じるといったケースがAUDに該当する。

そこで、脳内出血を経験した若い男性患者を対象に、AUDがどのように病状に影響を与えるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月8日

孤立が脳卒中リスクを66%引き上げる!予防の鍵は人間関係にあった

2024  9月  中国


脳卒中は多くの人にとって重大な健康リスクであり、その回復過程においても様々な困難が伴う。

脳卒中のリスク要因としては、高血圧や糖尿病、喫煙などが知られているが、近年の研究では「社会的孤立」と「孤独感」という要因が脳卒中のリスクを高め、また脳卒中後の死亡率にも影響を与えることが明らかになっている。

そこで、社会的孤立と孤独感が脳卒中に与える影響について、最新研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2024年9月7日

軽い脳卒中後に認知機能が再び悪化する39%の罠!

2024  8月  オーストラリア


脳卒中を経験した後、多くの人は身体的なリハビリに取り組む。

しかし、見落とされがちなのが「認知機能」の変化である。

特に軽度の脳卒中の場合、認知機能の変化が徐々に進行し、その兆候を見逃してしまうことが多い。

そこで、軽度の脳卒中後に認知機能がどのように変化し、それを予測するために必要な要因についてくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月6日

脳卒中診断でAIがプロに挑む!放射線科医は不要に?

2024  9月  トルコ


脳卒中は、迅速かつ正確な診断が求められる緊急の神経疾患である。

早期の診断ができれば、患者の予後を大きく改善することができる。

しかし、脳卒中の診断は高度な専門知識と経験が必要であり、全ての医療機関で迅速な対応が可能なわけではない。

ここで期待されるのが、AI(人工知能)の力である。近年のAI技術の進歩は、医療分野にも大きな変革をもたらしている。

特に、画像診断におけるAIの活用が注目されているので、「ChatGPT-4V」というAIが脳卒中の診断補助にどのように役立つかをくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月5日

人間と見分けがつかないAIエッセイ!Stroke誌コンテストが暴いた意外な偏見

2024  9月  ブラジル


現在、AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)は、人間と同じようなテキストや画像を生成する能力を持つようになっている。

これらのAIモデルは、科学的なエッセイのような説得力のある文章を生成し、それが従来のピアレビュー(同分野の専門家による査読)を受けたときにどのように評価されるかについて、体系的な研究はまだ行われていない。

この点を明らかにするため、2024年に人間とAIの両方の参加者を対象とした競争的なエッセイコンテストが行われた。

エッセイのテーマは、脳卒中ケアと転帰(治療後の回復状況や予後など)に関する議論を呼ぶような内容である。

AIと人間が同じテーマでエッセイを作成し、その内容がどのように評価されるかをくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月4日

骨粗鬆症と脳卒中が互いに影響?双方向の因果関係が明らかに!

2024  8月  中国


骨粗鬆症(OP)という骨がもろくなる病気が、脳卒中とどのように関わっているかはよくわかっていない。

そこで、「Mendelian Randomization(MR)解析」という手法をもちいて、観察研究でよくある「どちらが原因でどちらが結果か分からない」という逆因果の問題を解決し、因果関係をあきらかにするべくくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月3日

昼寝が痛みを引き起こす!?脳卒中後の首痛に関連する意外なリスクとは?

2024  8月  中国


脳卒中後に肩の痛みや中枢性痛(CPSP)が一般的に見られるが、首(頸部)や腰の痛みも多くの患者に現れる症状である。

しかし、中国の脳卒中患者における頸部痛と腰痛の有病率と、それに関連する要因については十分にわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月2日

頭痛を理由に病院へ?その選択が命取りに!

2024  9月  ノルウェー


急に襲ってくる強い頭痛は、多くの人にとって不安の原因となる。

その理由の一つが、「くも膜下出血(SAH)」である。

SAHは、脳の血管が破れて出血し、脳を覆うくも膜の下に血液がたまる状態をさす。

SAHは早期の治療が必要な緊急事態であり、「人生で最悪の頭痛」として表現されることが多い。

しかし、すべての急性頭痛がSAHであるわけではなく、その診断には特別な注意が必要だ。

そこで、一般的な急性頭痛患者におけるSAHの発生率と診断についてくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月1日

脱水が命取り!BUN/Cr比率が語る脳卒中患者の生存の鍵

2024  8月  中国


脳卒中と心房細動(AF)を併発している人にとって、入院中の健康状態をどう管理するかは非常に重要である。

血液中の尿素窒素(BUN)とクレアチニン(Cr)の比率(BUN/Cr比率)は脱水や臓器機能の問題を反映することがわかっているので、これらの患者の入院中の死亡リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

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