元
食事タンパク質の量および供給源の種類と、脳卒中など心血管系疾患(CVD)との関連についてくわしくしらべてみたそうな。
英国の98224人の参加者を対象とした。
2回の24時間食事リコール面接を用いて食事性タンパク質摂取量を測定し、のちの心血管疾患との関連を解析した。
次のようになった。
・冠動脈疾患4076例と脳卒中1126例を含む、合計8818例のCVD新規症例が記録された。
・食事中の総タンパク質の割合は平均15.85%であった。
・主なタンパク源は精白穀物で、次いで乳製品、全粒穀物、加工肉、鶏肉もタンパク質摂取に寄与していた。
・CVDリスクと植物性タンパク質のエネルギー摂取割合との間にJ字型の有意な関連が認められた。
・植物性タンパク質および全タンパク質の摂取量が多いほど、CVDリスクは低下した。
・一方、動物性タンパク質の摂取量が多いほど、CADのリスクが高くなった。
・さらに、植物性タンパク質の摂取量の増加は、脳卒中の発症率の低下にも関連していた。
・動物性タンパク質のエネルギー摂取割合の5%を植物性タンパク質に置き換えると、CVDリスクは5%減少すると推定できた。
植物性タンパク質、全タンパク質、特にナッツタンパク質の摂取量が多いほど、脳卒中など心血管疾患のリスクが低いことが明らかになった。逆に、動物性タンパク質の摂取量が多いほどそれらのリスクは増加した、
というおはなし。
感想:
タンパク質の必要量を摂るのはむつかしい。
じぶんは少なすぎて脳が血を吹いたと理解している。
植物性と動物性を選り好みしている余裕がない。