元2023 11月 アメリカ
睡眠は日常生活や脳卒中の回復に重要な役割を果たしているが、脳卒中リハビリテーションではあまり注目されていない。
いっぽう、睡眠障害は感情障害や認知障害に関連しているが、これらの時間的な関連はあきらかでないので、くわしくしらべてみたそうな。
コミュニティで生活する脳卒中経験者の長期観察研究で、7日間の生態学的瞬間評価（EMA）をおこなった。
40名の参加者について毎日8回のEMA調査と睡眠日記をつけた。
次のようになった。
・睡眠の質は、翌日の抑うつ感情と負の関連があり、快活な感情とは正の関連があった。・逆に、抑うつ感情は次の夜の睡眠の質と負の関連があり、快活な感情についても同様だった。・長い睡眠（>9時間）は翌日の認知的愁訴と正の関連があった。一方、認知的愁訴は次の夜の長時間睡眠の可能性を高めた。
脳卒中経験者の日常生活において、睡眠と感情や認知的不調とに双方向の関連があることをあきらかにした。睡眠時間が9時間以上の場合には、翌日の認知的不調が増加する。また認知的不調があると、次の夜に長い睡眠時間をとる可能性が高い、
というおはなし。
感想：
つまんないネタを拾ってしまったなぁ、、、と反省したので
人工知能AIに感想をきいてみた。
AI『"予想通りの結果": 「睡眠が感情や認知に影響を与える」という結論は、かなり直感的なものです。多くの人が睡眠の重要性をすでに理解しているため、この研究が提供する新しい洞察は限定的かもしれません。"小規模サンプル": 研究対象が40人の脳卒中経験者に限られているため、その結果を一般化するのは難しいです。大きな規模の研究でなければ、結果の信頼性に疑問が残ります。"因果関係の不明瞭さ": 研究は睡眠と感情・認知の不調との間に相関関係を見出していますが、これが因果関係であるかどうかは明確ではありません。睡眠の質が低下する原因、または認知的不調を引き起こす他の要因が存在する可能性もあります。"実用的な応用に乏しい": 睡眠の質や持続時間を改善する具体的な介入方法については言及されていません。このため、脳卒中経験者に対する実際のリハビリテーションのプラクティスに直接的な影響を与える可能性は低いかもしれません。』
