元
非外傷性頭蓋内出血(脳出血)による集中治療室(ICU)後の失業、世帯収入の減少、新たな障害の割合と長期死亡率への影響をくわしくしらべてみたそうな。
全国規模の集団ベースのレトロスペクティブ研究で、韓国で2010年から2018年の間に脳出血のためICUに入院した成人患者記録のうち、365日以上生存していた患者を対象とした。
次のことがわかった。
・合計104,086人の脳出血生存者が最終解析に含まれた。
・そのうち7,225人(6.9%)が失業を経験し、25,709人(24.7%)が世帯収入の減少を経験し、20,938人(20.1%)が身体に障害を負い、14,188人(13.6%)が新たに脳機能の障害を負った。
・男性,集中治療の延長,合併症,救急での入院,脳内出血,手術の施行,機械的人工呼吸,入院総費用の増加は,離職,世帯収入の減少,新たな身体障害と関連していた。
・しかし、これらの変化は2年全死因死亡率とは有意に関連していなかった。
脳出血で集中治療室を経験した生存者の1年後、4人に1人が収入低下、5人に1人が身体障害を経験した。しかし、これらの変化は2年全死因死亡率とは関連していなかった、
というおはなし。
感想:
逆に、4人に3人は収入ダメージなしってこと。
もっとひどいと思ってた。